特許
J-GLOBAL ID:200903034877248760

TDMA通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016142
公開番号(公開出願番号):特開平9-214459
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 DA-TDMA通信方式では、子局と基地局との間のユーザ情報チャネルの回線割当制御手順が複雑であるため、高速に回線容量が変化する広帯域ISDNなどの通信方式には不向きである。【解決手段】 子局側においてデータのトラヒック量を測定し、これを基地局側に通知することにより、複雑な手順を省いてタイムスロット単位で回線割当制御が実行される。また、回線解放制御についてもトラヒック量が“0”であることを検出することにより複雑な手順を省いてタイムスロット単位で回線の解放を実行する。【効果】 柔軟に回線容量の変化に対応できるため、広帯域ISDNなどの可変ビットレートサービスにもDA-TDMA通信方式が適用できる。
請求項(抜粋):
複数の端末装置と、この複数の端末装置がそれぞれ収容された複数の子局と、この複数の子局と通信回線を介して接続される一つの基地局とを備え、前記基地局および前記子局には、接続要求にしたがってその子局およびその基地局の間に前記通信回線を設定する手段を備えたTDMA通信方式において、前記子局は、前記端末装置から送信されたデータ量およびバッファ量からトラヒックに対応する量を測定する手段と、その測定結果を前記基地局に通知する手段とを備え、前記基地局は、この通知された測定結果にしたがってタイムスロット単位で前記通信回線を適応的に割当てるとともにその子局に割当てたタイムスロット位置を通知する手段を備え、さらに、この通知を受けた子局は、その割当てられたタイムスロット位置を記憶する手段と、その割当てられたタイムスロット位置にデータ信号を直ちに送信する手段とを備え、前記基地局は、前記子局から到来するトラヒックに対応する量を監視する手段と、その監視の結果タイムスロットが不足するときその子局に新たにタイムスロットを割当てる手段と、割当てたタイムスロット位置をその子局に通知する手段とを備えたことを特徴とするTDMA通信方式。
IPC (3件):
H04J 3/16 ,  H04Q 7/36 ,  H04L 29/08
FI (3件):
H04J 3/16 Z ,  H04B 7/26 105 D ,  H04L 13/00 307 A

前のページに戻る