特許
J-GLOBAL ID:200903034878529984

法面付き鋼製自在枠およびその組み立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-281813
公開番号(公開出願番号):特開平7-113220
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 鋼製自在枠の組み立てを容易にする。【構成】 後側の垂直な2本の柱材および前側の傾斜した2本の柱材に,上下各2本奥行梁と,前後各2本の横梁とをボルトで連結して,六面体状の立体枠を形成する。前側の傾斜した左右の柱材22間に複数のスクリーン材を適宜の間隔で連結して鋼製自在枠を形成する。各柱材はH形鋼を用いる。前側の傾斜した柱材22と前側の横梁42とのボルト連結は,切り欠き64aをあけたテーパーワッシャー64を介在させて行う。横梁42はテーパーワッシャー64の垂直面に接して取り付けられるので,垂直方向に無理なく回動可能であり,鋼製自在枠の傾斜に対応できる。鋼製自在枠を組み立てる手順は,まず,各柱材に奥行梁,横梁,スクリーン材をボルトの仮締めにより連結して,鋼製自在枠を仮り組み立てする。その後,傾斜した柱材22と横梁42またはスクリーン材との連結部分についてはテーパーワッシャー64を挿入する。次いで,仮締めの各ボルトを本締めする。仮組み立てした後にテーパーワッシャー64を装着できるので,組み立ての作業性がよい。
請求項(抜粋):
フランジ面を前後方向に向けたH形断面の前後の柱材とこの前後の柱材の上端間および下端間に連結される奥行梁とで,少なくとも前側の柱材が法面の角度で傾斜した台形枠を形成し,この台形枠を2個左右に間隔をあけて垂直に配置するとともに,前側および後側についてそれぞれ左右の柱材の上端間および下端間に横梁をそれぞれ垂直方向に回動可能に連結して六面体状の立体枠を形成し,かつ,少なくとも前側の左右の柱材間に前記横梁と平行で高さ方向に間隔をあけた複数のスクリーン材をそれぞれ垂直方向に回動可能に連結してなる法面付き鋼製自在枠であって,前記前側の柱材のフランジ内面側に前記横梁の端部を配置するとともに,この柱材のフランジと横梁とを,前後方向に水平なボルトにより,柱材の傾斜したフランジ内面に当てた時に垂直となる垂直面を持ち,かつボルト挿通用の切り欠きを持つテーパーワッシャーを介在させて連結したことを特徴とする法面付き鋼製自在枠。
IPC (3件):
E02B 3/08 301 ,  E02D 17/20 103 ,  E02D 29/02 308

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