特許
J-GLOBAL ID:200903034880888274

文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090521
公開番号(公開出願番号):特開平5-290222
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 新聞・雑誌などの活字および手書き文字を認識し、たとえばJISコードなどの情報量への変換に使用される文字認識装置において、認識処理と学習処理を同時に行う場合の辞書の競合を解決し、学習処理を頻繁に行っても認識速度が低下しないようにする。【構成】 第一の辞書部4および第二の辞書部5の二つの辞書を設け、第一の辞書選択部7と第二の辞書選択部9が互いに別の辞書を選択することにより、分類部6と学習部8が同時に辞書を使用でき、かつ第一の辞書選択部7と第二の辞書選択部9が短時間に辞書を切り換えることにより、学習を頻繁に行っても辞書の競合が発生しないので、高速度で文字認識が行えるようになる。
請求項(抜粋):
認識対象文字パターンを含む画像を入力する画像入力部と、前記画像入力部で得られた入力画像から前記認識対象文字パターンを切りだす文字切り出し部と、前記文字切り出し部で得られた前記認識対象文字パターンの文字特徴を求める特徴抽出部と、予め標準となる文字パターンの文字特徴を格納する第一の辞書部と、前記第一の辞書部と同一の構造を有する第二の辞書部と、前記特徴抽出部で得られた前記認識対象文字パターンの文字特徴と前記第一の辞書部と前記第二の辞書部のいずれかに格納されている各文字の標準特徴量を比較し最も類似している文字を認識結果とする分類部と、前記第一の辞書部と第二の辞書部のいずれか一方を選択し前記分類部が参照する辞書を決定する第一の辞書選択部と、前記分類部で得られた認識結果に対応する標準特徴量を前記第一の辞書部と第二の辞書部のいずれかより取得し前記認識結果に対応する前記標準特徴量と前記特徴抽出部で得られた前記認識対象文字パターンの文字特徴から新たな標準特徴量を生成して前記第一の辞書部と前記第二の辞書部のいずれかに格納する学習部と、前記第一の辞書部と前記第二の辞書部のいずれか一方を選択し前記学習部が前記新たな標準特徴量を格納する辞書を決定する第二の辞書選択部とを具備してなる文字認識装置。
IPC (2件):
G06K 9/70 ,  G06K 9/66
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-075064

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