特許
J-GLOBAL ID:200903034882318360

ブラシレスモータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035088
公開番号(公開出願番号):特開平6-253588
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 PWM制御を行なう位置センサレスのブラシレスモータの駆動装置において、PWMのキャリア周波数を高くしても容易に位置検出信号を得ることができるようにする。【構成】 ブラシレスモータ21の固定子巻線22U,22V及び22Wの端子電圧UV,VV及びWVを分圧回路32で検出し、その検出電圧UVa,VVa及びWVaを遅延回路48,49及び50によって遅延させる。この場合、遅延回路48乃至50は、立上り特性がPWMのキャリア周波数の周期よりも早く設定され、立下り特性が固定子巻線22U乃至22Wの通電の切換えの転流周波数の周期よりも早く且つ前記キャリア周波数の周期よりも遅く設定されている。そして、遅延回路48乃至50の遅延検出電圧は比較器38乃至40によって基準電圧VRと比較され、制御回路46はその比較結果を基にしてブラシレスモータ21の位置検出信号を得る。
請求項(抜粋):
ブラシレスモータの複数相の固定子巻線の端子電圧を検出する検出手段と、この検出手段の検出電圧を遅延させる遅延手段と、基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、この基準電圧発生手段からの基準電圧と前記遅延手段からの遅延検出電圧とを比較する比較手段と、この比較手段からの信号により位置検出信号を得てこの位置検出信号と出力調整用のパルス幅変調信号とに基づいて通電タイミング信号を出力する制御手段と、この制御手段からの通電タイミング信号に基づいて前記固定子巻線に通電する出力手段とを具備し、前記遅延手段は、立上り特性が前記パルス幅変調のキャリア周波数の周期より早く、及び、立下り特性が前記固定子巻線への通電を切換える転流周波数の周期より早く且つ前記キャリア周波数の周期より遅くなるように構成されていることを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-148613
  • 特開昭51-086617

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