特許
J-GLOBAL ID:200903034893955949

信号を処理する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-162710
公開番号(公開出願番号):特開平11-011275
出願日: 1998年05月08日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 基本値からの信号のありそうもない偏差を迅速に認識し、かつこの偏差の不所望な作用を早期に減少し、又は完全に阻止する。【解決手段】 後輪駆動車の前輪及後輪の各回転速度V1、V2の差の前輪速度に対する比をスリップ信号Sとして、許容可能な値の基本値範囲GWMIN,GWMAXを確定し、信号Sのありそうもない信号挙動を認識し、不所望の又は所望のブレーキ制御や駆動スリップ制御間の区別のために、制御ブロック12は、信号Sが比較的頻繁に現われる支配値DWと、当支配値の回りに生起する頻度値HWを検出して出力する。更に、頻度値が予め決められた大きさH1、H2に達した時に、基本値範囲からの支配値の偏差の大きさに依存して信号Sの所定の値に対応する方法ステップ、例えば誤り信号Fの出力、ロック防止システム13の制御、駆動スリップ制御14、等を行なうべく前後輪制動操作信号P1、P2を出力する。
請求項(抜粋):
a)少なくとも1つの第1の信号(S)が存在し、この信号が、それぞれの時点に、1つの値を有し、その際、値が、時間とともに変化することができ、b)第1の信号(S)の値が、第1の信号(S)に対して確定された基本値範囲(GWMIN,GWMAX)の中及び外に配置することができ、c)支配値(DW)として、第1の信号(S)の比較的頻繁に現われる値が検出され、d)頻度値(HW)が検出され、この頻度値が、第1の信号(S)の支配値(DW)の回りに置かれた値の生起の頻度を表示し、e)基本値範囲(GWMIN,GWMAX)の外の第1の信号の所定の値の生起の頻度に依存し、支配値(DW)と頻度値(HW)を考慮しながら、それぞれ第1の信号(S)の値に対応する所定の方法ステップ(43,49)が実行され、頻度値(HW)が、少なくとも1つのあらかじめ決められた大きさ(H1,H2)に達したときに、方法ステップ(43,49)の実行が、追加的に基本値範囲(GWMIN,GWMAX)からの支配値(DW)の偏差の大きさに依存して行なわれるようにする:ことを特徴とする、信号を処理する方法。
IPC (4件):
B60T 8/00 ,  G01P 3/56 ,  G05B 9/02 ,  G05B 11/32
FI (4件):
B60T 8/00 A ,  G01P 3/56 B ,  G05B 9/02 E ,  G05B 11/32 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両用電子制動又は発進調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-149783   出願人:ヴアブコ・シユタンダルト・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
  • 特開平4-362457
  • 特開平1-295167

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