特許
J-GLOBAL ID:200903034899440126

スラスト動圧軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-077449
公開番号(公開出願番号):特開2003-269443
出願日: 2002年03月20日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 起動・停止時の吸着現象を防止し、軸受の回転トルクの増大を抑えるとともに、動圧発生に関与するハウジングやシャフトのフランジ部の端面の傷つきを防止することのできるスラスト動圧軸受を提供する。【解決手段】 ハウジング密閉端側のシャフト1のフランジ部端面21と、この端面21に対向するハウジング2の受け面14aの少なくとも一方に、ポンプイン型の密閉端側スラスト用動圧溝21aを形成するとともに、ハウジング開放端側のシャフト1のフランジ部端面22と、この端面22に対向するハウジング2の受け面13aの少なくとも一方に、ヘリングボーン型の開放端側スラスト用動圧溝22aを形成する。この構成により、動圧発生面(21,14a)間に十分な潤滑流体32を供給し、負圧の発生を防止することができる。また、動圧溝21aのポンピング作用によって、動圧発生面どうしの接触による傷つきを防止することができる。
請求項(抜粋):
軸体とこの軸体の一端に設けられたフランジ部とからなるシャフトと、上記シャフトが相対回転自在に嵌合され、一端が密閉された片側密閉ハウジングとを備え、上記ハウジングの密閉端側の上記フランジ部端面とこの端面に対向するハウジングの受け面の少なくとも一方には、密閉端側スラスト用動圧溝が形成され、かつ、上記ハウジングの開放端側の上記フランジ部端面とこの端面に対向するハウジングの受け面の少なくとも一方には、開放端側スラスト用動圧溝が形成されているとともに、これらシャフトとハウジングの相対回転により発生する動圧によってスラスト方向の荷重を支えるスラスト動圧軸受において、上記密閉端側スラスト用動圧溝が、この動圧溝の径方向内端近傍で最大動圧を発生するポンプイン型に形成され、かつ、上記開放端側スラスト用動圧溝が、この動圧溝の径方向中央近傍で最大動圧を発生するヘリングボーン型に形成されていることを特徴とするスラスト動圧軸受。
Fターム (6件):
3J011AA07 ,  3J011AA10 ,  3J011CA03 ,  3J011JA02 ,  3J011KA04 ,  3J011MA23
引用特許:
審査官引用 (5件)
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