特許
J-GLOBAL ID:200903034906526937

車両の駆動力伝達制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-197204
公開番号(公開出願番号):特開2002-012049
出願日: 2000年06月29日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】【課題】駆動軸上にトルクセンサ等を設けること無く、クラッチ特性の個体ばらつきや経時変化を考慮して精度良く適切なクラッチ締結力の設定を行う。【解決手段】前後駆動力配分制御部60では、トランスファクラッチ基本クラッチ締結力演算部62で基本クラッチ締結力を演算し、トランスファクラッチ基本クラッチ締結力補正部64で、基本クラッチ締結力をトランスファクラッチ補正係数を乗じて補正し出力する。トランスファクラッチ補正係数設定部63は、前後軸の実回転速の差を実回転速差として演算する。また、各輪の旋回半径の違いを考慮して計算により前後軸の理想の基準回転速を求め、前後軸の基準回転速の差を基準回転速差として演算する。そして、実回転速差と基準回転速差とに応じ、トランスファクラッチ基本クラッチ締結力補正部64に設定されている前回のトランスファクラッチ補正係数を補正する。
請求項(抜粋):
一方の駆動軸から他方の駆動軸に締結解放自在なクラッチ手段を介して駆動力を伝達制御する車両の駆動力伝達制御装置において、上記クラッチ手段のクラッチ締結力を基本クラッチ締結力として演算する基本クラッチ締結力演算手段と、上記基本クラッチ締結力を予め設定する補正係数値で補正する基本クラッチ締結力補正手段とを備え、上記一方の駆動軸の実際の回転速と上記他方の駆動軸の実際の回転速との差を実回転速差として演算する実回転速差演算手段と、車両運動状態に応じて設定する上記一方の駆動軸の理想の回転速と上記他方の駆動軸の理想の回転速との差を基準回転速差として演算する基準回転速差演算手段と、上記実回転速差と上記基準回転速差とに応じて上記基本クラッチ締結力補正手段で上記基本クラッチ締結力を補正した前回の補正係数値を補正して新たな補正係数値を設定する補正係数設定手段と、を備えたことを特徴とする車両の駆動力伝達制御装置。
IPC (3件):
B60K 17/348 ,  B60K 41/00 ,  B60K 41/00 301
FI (4件):
B60K 17/348 B ,  B60K 41/00 ,  B60K 41/00 301 C ,  B60K 41/00 301 E
Fターム (18件):
3D041AA66 ,  3D041AB01 ,  3D041AC01 ,  3D041AC08 ,  3D041AD02 ,  3D041AD04 ,  3D041AD47 ,  3D041AE20 ,  3D043AA01 ,  3D043AB17 ,  3D043EA02 ,  3D043EA14 ,  3D043EA25 ,  3D043EA41 ,  3D043EE07 ,  3D043EE12 ,  3D043EF18 ,  3D043EF26
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平2-038139
  • 特開平2-031933
  • 特開昭63-188525
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審査官引用 (9件)
  • 特開平2-038139
  • 特開平2-031933
  • 特開昭63-188525
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