特許
J-GLOBAL ID:200903034910741214
画像符号化装置及び画像符号化方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-019407
公開番号(公開出願番号):特開2004-208253
出願日: 2003年01月28日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】符号化に要する計算量が比較的少なく高速化が可能で、フレーム間で画像内の被写体自体の変形を伴う場合等においても圧縮率を大きくすることが可能な画像符号化技術を提供する。【解決手段】第tフレームに隣接する第t-1フレーム内の画素の画素値を参照して第tフレーム内の各画素の画素値を予測することにより第tフレームの予測符号化を行う画像符号化装置1において、符号化画像情報量評価値が最小となるように、第tフレーム内の各画素と第t-1フレーム内の画素との対応づけを行い、それにより対応づけられる、第tフレーム内の画素と第t-1フレーム内の画素との差である予測残差を第tフレーム内の各画素について求め、画素の対応づけに関する情報と、予測残差の情報とを符号化する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
複数枚のフレームから構成される3次元画像について、符号化処理を行うべき第tフレームに隣接する第t-1フレーム内の画素の画素値を参照して前記第tフレーム内の各画素の画素値を予測することにより前記第tフレームの予測符号化を行う画像符号化装置において、
符号化画像情報量評価値が最小となるように、前記第tフレーム内の各画素と前記第t-1フレーム内の画素との対応づけを行う画素対応最適化手段と、
前記画素対応最適化手段により対応づけられる、前記第tフレーム内の画素と前記第t-1フレーム内の画素との差である予測残差を前記第tフレーム内の各画素について求める予測残差計算手段と、
前記画素対応最適化手段による画素の対応づけに関する情報、及び前記予測残差の情報を符号化する符号化画像出力手段と、
を備え、
前記画素対応最適化手段は、前記第tフレーム内の各画素と前記第t-1フレーム内の画素との対応づけを、少なくとも拘束条件
0≦l(i,j)-l(i-1,j)≦ε1
0≦m(i,j)-m(i,j-1)≦ε1’
のもとで行うこと
を特徴とする画像符号化装置。
ここで、(i,j)は前記第tフレーム内の画素の座標を表し、(l(i,j),m(i,j))は、前記第tフレーム内の画素(i,j)に対応づけられる前記第t-1フレーム内の画素の座標を与える対応付関数を表し、ε1,ε1’は連続性条件による動きの制約を決める自然数を表す。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (20件):
5C059KK15
, 5C059MA05
, 5C059PP04
, 5C059PP13
, 5C059RC00
, 5C059TA30
, 5C059TC03
, 5C059TD02
, 5C059TD05
, 5C059TD15
, 5C059TD16
, 5C059UA02
, 5C059UA33
, 5J064AA02
, 5J064BB01
, 5J064BB03
, 5J064BC01
, 5J064BC08
, 5J064BC26
, 5J064BD01
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