特許
J-GLOBAL ID:200903034910848825

低反射偏光板、その製造方法及びそれを用いた液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-199709
公開番号(公開出願番号):特開2005-043401
出願日: 2003年07月22日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】本発明の目的は、薄膜、広幅であっても皺、折れ曲がりや傷の発生が改善され、収率が向上し、更に微細なうねりによる表面の反射像の乱れや額縁状の光漏れに起因する視認性の低下が改善された低反射偏光板提供する。【解決手段】2枚の透明支持体A、Bにより、偏光子を挟持してなる低反射偏光板において、透明支持体A:特定のセルロースエステル、リン酸エステル系可塑剤以外の少なくとも2種の可塑剤及び紫外線吸収剤を含有し2軸延伸して製造されたセルロースエステルフィルム上に、活性線硬化樹脂層及び反射防止層を有する反射防止フィルム、透明支持体B:特定のセルロースエステル、レターデーション値Roが20〜320nmか又はRtが100〜400nmの範囲にある延伸されたセルロースエステルフィルムであることを特徴とする低反射偏光板。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
2枚の透明支持体A、Bにより、偏光子を挟持してなる低反射偏光板において、 (i)前記透明支持体Aは、総アシル基置換度2.7〜2.9、数平均分子量(Mn)80,000〜200,000、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)の値が1.4〜3.0であるセルロースエステル、リン酸エステル系可塑剤以外の少なくとも2種の可塑剤、及び紫外線吸収剤を含有し、かつ実質的にリン酸エステル系可塑剤を含まないセルロースエステル溶液をキャスティング後、2軸延伸して製造されたセルロースエステルフィルム上に、活性線硬化樹脂層及び反射防止層を有する反射防止フィルムである、 (ii)前記透明支持体Bは、総アシル基置換度2.6〜2.9、数平均分子量(Mn)80,000〜200,000、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)の値が1.4〜3.0であるセルロースエステル溶液をキャスティング後、延伸して製造されたセルロースエステルフィルムであり、下記式(I)により定義されるレターデーション値Roが20〜320nmか、または下記式(II)により定義されるレターデーション値Rtが100〜400nmの範囲にある、 式(I) Ro=(nx-ny)×d 式(II) Rt={(nx+ny)/2-nz}×d ことを特徴とする低反射偏光板。 (式中、nxは、フィルム面内の遅相軸方向の屈折率であり、nyは、フィルム面内の進相軸方向の屈折率であり、nzはフィルム厚み方向の屈折率であり、dはフィルムの厚さである。)
IPC (3件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335 ,  G02F1/13363
FI (3件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335 510 ,  G02F1/13363
Fターム (18件):
2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB13 ,  2H049BB49 ,  2H049BB65 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08X ,  2H091FA11X ,  2H091FA37X ,  2H091FB02 ,  2H091FB12 ,  2H091FC07 ,  2H091FD06 ,  2H091GA16 ,  2H091LA17 ,  2H091LA19
引用特許:
審査官引用 (5件)
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