特許
J-GLOBAL ID:200903034914269811

ルーティング方法、ネットワークノード及び通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-233897
公開番号(公開出願番号):特開平11-074934
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 ネットワーク構成を簡単にでき、対象とするネットワーク・トポロジーが限定されない、効率的であって、故障や輻輳に対して容易に対応できるルーティング方法を提供する。【解決手段】 各ノードは、宛先アドレスとなり得るアドレス毎に、各出力リンクを選択するための判断に供する確率情報と、これら確率情報を更新させる方法の判断に供する評価値とを管理している。各ノードは、入力パケットの送信元アドレスに対応した評価値を取り出し、パケット中の累積コスト値との比較を行い、比較結果に応じて、送信元アドレスに係る確率情報を更新し、また、評価値を入力パケット中の累積コスト値に応じて更新する。各ノードは、宛先アドレスに対応した確率情報における最大要素のリンクにパケットを出力し、その際、パケットの累積コスト値も更新する。
請求項(抜粋):
各ネットワークノードが、入力パケットに挿入されている宛先アドレスに応じて自ノードからの出力リンクを決定するルーティング方法において、各ネットワークノードは、宛先アドレスとなり得るアドレス毎に、各出力リンクを選択するための判断に供する確率情報と、これら確率情報を更新させる方法の判断に供する評価値とを管理しており、他ネットワークノードから単一の宛先アドレスを有するパケットが入力された場合に、その入力パケットの送信元アドレスに対応した上記評価値を取り出し、そのパケットに挿入されている累積コスト値との比較を行い、入力パケットの今回の経路が適しているという比較結果を得たときに、送信元アドレスに係る確率情報の要素のうち、入力パケットが入力されたリンクに係る要素の値を高め、他の要素の値を低め、入力パケットの今回の経路が適していないという比較結果を得たときに、送信元アドレスに係る確率情報の要素のうち、入力パケットが入力されたリンクに係る要素の値を低め、他の要素の値を高め、また、送信元アドレスに対応した上記評価値を入力パケットに挿入されている累積コスト値に応じて更新すると共に、入力パケットの宛先アドレスに対応した確率情報における値が最大の要素に係るリンクを入力パケットを出力するリンクとして決定し、その決定されたリンクに対応したコスト分だけ入力パケットの累積コスト値を更新し、更新後のパケットを決定されたリンクに送出することを特徴とするルーティング方法。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 102 D ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 G

前のページに戻る