特許
J-GLOBAL ID:200903034916520350

制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248378
公開番号(公開出願番号):特開平10-086802
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 制動時の振動及び騒音を低減することができる制動装置を得ること。【解決手段】 本発明は運転者により操作されるブレーキペダル1と、ブレーキペダル1の踏み込み量に応じたブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ2と、上記ブレーキ液圧を検出して、検出結果をマスタシリンダ液圧信号Sbとして出力する液圧センサ3と、マスタシリンダ液圧信号Sbからブレーキ液圧に対応した指令電流を求めた後、この指令電流に三角波状のディザ電流を重畳して、これを制御電流Ic1〜Ic4として出力するコントローラ4と、制御電流Ic1〜Ic4により開閉が制御される比例制御弁111〜114と、右後輪、左後輪、右前輪および左前輪に対して、アキュムレータ6から供給されるブレーキ液圧に応じた制動力を各々付与するホイールシリンダ151〜154とを有しており、コントローラ4は4種類のディザ電流の位相を全ディザ電流が相殺されるように制御する。
請求項(抜粋):
複数の車輪に対応して設けられ、各々に供給される各制御電流に応じた制動力を前記複数の車輪へ各々付与する複数の制動手段と、ブレーキペダルの踏み込み量に応じた指令電流を求めた後、該指令電流に三角波状の複数のディザ電流を各々重畳して、これらを前記制御電流として前記複数の制動手段へ各々出力する制御電流生成手段とを有する制動装置において、前記複数の制御電流に含まれるディザ電流のうち、任意のディザ電流の位相を、前記任意のディザ電流以外の他のディザ電流に対して、全てのディザ電流の変動成分が相殺されるように所定角度ずらす位相変換手段と、を具備することを特徴とする制動装置。

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