特許
J-GLOBAL ID:200903034918476170

自動分析装置用微量検体のサンプリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318895
公開番号(公開出願番号):特開平5-180851
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【構成】検体を採取するためのシリンジ1とシリンジに設けられたプランジャ2の上下駆動を行わせるパルスカウントモター3,液面センサーを備えた検体サンプリングノズルとしてのサンプルプローブ4,この上下及び回転駆動を行わせるためのサンプリングアーム5、サンプリングアームの回転と上下駆動を行わせるそれぞれのパルスカウントモター6,7,駆動制御回路8,液量変換機能9a,検体量自動判定機能9b,減量率判定機能9cなどを制御するマイクロコンピュータ10,サンプルカップ情報記憶素子11a,サンプリング優先順位記憶素子11bから成る。【効果】効率よく有効的にサンプルを採取するため、微量検体多項目同時分析でのサンプルカップ内検体量不足による測定不能な検査項目を回避し、かつ、再検査のために必要な操作時間を排除できる。
請求項(抜粋):
サンプルディスクに保持した複数のサンプルカップから一定量の検体を採取する検体サンプリング機構と、検体中の目的物質と反応させるために必要な試薬を分注する試薬分注機構と、反応液の吸光度(又は吸光度変化量)を測定する複数の反応容器を保持した多波長光度計と、測定した吸光度を濃度変換する演算処理機能などから成る自動分析装置において、液面センサーを備えたサンプルプローブを用い、入力したサンプルカップ底からの高さ及びその液量情報と最初の検体採取時における液面検知までのサンプルプローブ下降パルス数から、サンプルカップ内検体量を自動定量ならびに表示し、かつ、この定量値とその検体の分析に必要とする検体総和量を比較判定し、その判定結果から検体採取量を自動減量し、依頼項目全てをサンプリングする検体サンプリング機構を設けたことを特徴とする自動分析装置用微量検体のサンプリング方法。

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