特許
J-GLOBAL ID:200903034921478388

ウエブの切断装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352228
公開番号(公開出願番号):特開平9-183093
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 切断前段階でウエブがカッタドラムの表面に擦過することを防止するとともに、切断時には切断の安定を図り、切断時もしくは切断終了時におけるウエブの切断端部の乱れを防止すること。【解決手段】 ロータリーカッタ31を用いるウエブ切断装置において、カッタドラム42内に空気吸引室58と空気吐出室59A、59Bとを設け、カッタドラム42の外面に第1通気孔71と第2通気孔72と第3通気孔73とを開口してなるもの。
請求項(抜粋):
巻取コアに巻付いているウエブをロータリーカッタにより切断するウエブの切断装置において、ロータリーカッタが、固定軸と、固定軸まわりで回転できるカッタドラムとを有し、カッタドラム内の固定軸まわりに、空気吸引室と、空気吸引室に対するウエブ入側と出側の両側の空気吐出室とを設け、カッタドラムの外面にナイフを固定し、カッタドラムの回転方向におけるナイフの前方側の外面に第1通気孔の群を開口し、カッタドラムの回転方向における第1通気孔の群の前方側の外面に第2通気孔の群を開口し、切断前段階では、カッタドラムの第2通気孔をウエブ入側と出側の少なくとも一方の空気吐出室に連通するとともに、ウエブをカッタドラムの第2通気孔まわりに浮上状態で通過可能とし、切断時には、カッタドラムのナイフ寄りに位置する第1通気孔をウエブ入側の空気吐出室に、他の第1通気孔を空気吸引室に連通し、ウエブをカッタドラムの空気吸引室に連通している第1通気孔まわりに密着させた状態で該ウエブをナイフにより切断し、切断されて巻取コア側にあるウエブの先端部をカッタドラムの空気吐出室に連通している第1通気孔からの吐出空気により巻取コア側に加圧可能とし、切断終了時には、カッタドラムの第1通気孔をウエブ出側の空気吐出室に連通し、切断されたウエブの尾端部を第1通気孔からの吐出空気によりカッタドラムから剥離可能とすることを特徴とするウエブの切断装置。

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