特許
J-GLOBAL ID:200903034924688740

TCP接続の性能改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-027551
公開番号(公開出願番号):特開平10-233802
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 フィードバック制御TCPネットワークの性能を改善する。【解決手段】 フロー毎にキューイングする装置であり、複数の待ち行列に区分けされた所定サイズのバッファと、所定速度に従って各バッファからパケットを除去し、ネットワークを介して前記パケットを伝送するスケジューラと、受信パケットを受信することができ、待ち行列が使用可能である場合、パケットを待ち行列に入力することができるバッファ内の待ち行列の使用可能性を決定するためのコントロールデバイスとからなり、コントロールデバイスは更に、最長待ち行列ファーストスキームに従って待ち行列を選択し、待ち行列が使用可能でない場合、前記受信パケットの入力を可能にするために前記選択された待ち行列からパケットをドロッピングし、これにより、リンクによる公平性を高め、パケットスループットを高める。
請求項(抜粋):
(i)所定サイズのバッファを複数個の待ち行列に区分けするステップと、ここで、各待ち行列は、情報パケットを受信し、一時的に格納するための占有率biが割り当てられ、また、各バッファからパケットを除去し、そして、前記パケットをTCP接続を介して伝送するためのスケジューラにより処理される、(ii)パケットが到着すると、前記パケットを受信するための待ち行列の使用可能性を決定し、前記待ち行列が使用可能である場合、前記パケットを待ち行列に入力するステップと、(iii)前記待ち行列が使用可能でない場合、前記パケットの入力を可能にするため、待ち行列を選択し、そして、前記選択された待ち行列からパケットを解放するステップとからなり、これによりTCP接続の利用率を高めることを特徴とするTCP接続の性能改善方法。

前のページに戻る