特許
J-GLOBAL ID:200903034926744450

工作機械の主軸駆動用ベルトのすべり防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-024174
公開番号(公開出願番号):特開平5-224735
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】工作機械の主軸駆動用ベルトのすべり値に応じ該主軸駆動用電動機の加減速時間を適度に増大変更し、前記すべりの消滅を図る。【構成】工作機械の主軸回転数検出手段と、主軸駆動用電動機の回転数検出手段と、該主軸或いは電動機回転軸の何れか一方を基準軸とし他方の軸の回転数を該基準軸の回転数に等価換算するプーリ比換算手段と、前記基準軸の回転数と換算された回転数との差をもって前記ベルトのすべりとして演算検出すると共に該検出すべり値がその所定値より大となれば前記ベルトがすべり状態にあるものと判定するすべり判定手段と、該すべり状態になれば検出されたすべり値に応じて前記電動機の加減速時間を適度に増大変更する指令信号を該電動機制御装置の所定制御部に与える加減速時間変更手段とを備えて成るものとする。
請求項(抜粋):
工作機械の主軸とインバータ等の静止形変換装置により駆動制御される電動機の回転軸とを接続するベルトのすべり防止装置であって、前記主軸の回転数の検出手段と、前記電動機軸の回転数の検出手段と、該両軸の何れか一方を基準軸とし他方の軸の回転数を該基準軸の回転数に等価換算するプーリ比換算手段と、前記基準軸の回転数と換算された回転数との差をもって前記ベルトのすべりとして演算検出すると共に該検出すべり値が所定値より大となれば前記ベルトがすべり状態にあるものと判定するすべり判定手段と、該すべり状態になれば検出されたすべり値に応じて前記電動機の加減速時間を適度に増大変更する指令信号を前記変換装置の制御部に与える加減速時間変更手段とを備えて成ることを特徴とする工作機械の主軸駆動用ベルトのすべり防止装置。

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