特許
J-GLOBAL ID:200903034935704526

電気すずめっきにおける生成スラッジの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231993
公開番号(公開出願番号):特開平10-072629
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 酸性ハロゲン電気すずめっきの際に生成するスラッジから、有用成分を有利に回収すると共に、固形廃棄物量を効果的に低減する。【解決手段】 酸性ハロゲン電気すずめっきの際に生成する生スラッジを、水浸出処理により、フッ化すず酸(IV)ナトリウムを含む溶液とフェロシアン化鉄およびフッ化鉄酸(III) ナトリウムを含む青スラッジとに分離し、該溶液のpHを>7に調整することにより、水酸化すずまたは酸化すずを含む白スラッジを沈殿分離し、この白スラッジを乾燥後、還元して金属すずを回収すると共に、上記したpH>7に調整後のフッ化ナトリウムを含む溶液について、そのpHを 2.0〜5.0 に下げるpH調整処理により、該溶液中に含まれるフッ化ナトリウムをフッ化水素ナトリウムとして回収する。
請求項(抜粋):
酸性ハロゲン電気すずめっきの際に生成する、主としてフッ化すず酸(IV)ナトリウム、フェロシアン化鉄およびフッ化鉄酸(III) ナトリウムを含む生スラッジを、水浸出処理により、フッ化すず酸(IV)ナトリウムを含む溶液とフェロシアン化鉄およびフッ化鉄酸(III) ナトリウムを含む青スラッジとに分離し、該溶液のpHを>7に調整することにより、水酸化すずまたは酸化すずを含む白スラッジを沈殿分離し、この白スラッジを乾燥後、還元して金属すずを回収すると共に、上記したpH>7に調整後のフッ化ナトリウムを含む溶液について、そのpHを 2.0〜5.0 に下げるpH調整処理により、該溶液中に含まれるフッ化ナトリウムをフッ化水素ナトリウムとして回収することを特徴とする、電気すずめっきにおける生成スラッジの処理方法。
IPC (4件):
C22B 7/00 ,  C01D 3/02 ,  C01D 13/00 ,  C22B 25/00
FI (4件):
C22B 7/00 H ,  C01D 3/02 ,  C01D 13/00 ,  C22B 25/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-070242
  • 特開昭57-070242

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