特許
J-GLOBAL ID:200903034936752214
析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209808
公開番号(公開出願番号):特開平6-033195
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 高強度を維持しつつ、靭性を向上させた析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼を得る。【構成】 この析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼は、C:0.08重量%以下,Si:0.7〜2.5重量%,Mn:3.0重量%以下,Ni:6.0〜10.0重量%,Cr:10.0〜17.0重量%,Cu:0.5〜2.0重量%,Mo:0.5〜3.0重量%,Ti:0.15〜0.45重量%,N:0.015重量%以下及びS:0.003重量%以下を含有する。溶体化処理した後、35%以上の冷間圧延,980〜1130°Cの温度に5分以下加熱する焼鈍、次いで時効処理が施される。焼鈍後の平均結晶粒径が25μm以下であり、マトリックスに析出した粒径5×10-2μm以上の析出物が6×106 個/mm2以下に抑えられている。【効果】 疲労予亀裂を設けた試験片を切欠き引張り試験したときの最大引っ張り応力で表されるJM 値が1400N/mm2 となり、強度及び靭性共に高レベルの材料が得られる。
請求項(抜粋):
C:0.08重量%以下,Si:0.7〜2.5重量%,Mn:3.0重量%以下,Ni:6.0〜10.0重量%,Cr:10.0〜17.0重量%,Cu:0.5〜2.0重量%,Mo:0.5〜3.0重量%,Ti:0.15〜0.45重量%,N:0.015重量%以下及びS:0.003重量%以下を含有し、焼鈍後に平均結晶粒径が25μm以下であり、マトリックスに析出した粒径5×10-2μm以上の析出物が6×106 個/mm2 以下に抑えられている組織をもつことを特徴とする強度及び靭性に優れた析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 302
, C21D 8/00
, C21D 9/46
, C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭60-036649
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特開昭60-036623
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特開昭63-171857
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