特許
J-GLOBAL ID:200903034941519374
高周波電力増幅器
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
内田 公三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-023161
公開番号(公開出願番号):特開平5-191174
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 高効率の高周波電力増幅器を得ること。【構成】 電界効果トランジスタ101のドレインDにおける寄生線路103の電気長と結合線路素子130の電気長の合計をドレインDの出力の基本波の2次高調波の波長の4分の1に等しくして点183を仮想接地し、2次高調波による損失を除去し、部分伝送路111,112の各電気長θ1,θ2を適当な価にして基本波における点183,190の2点におけるインピーダンス整合を可能にした。結合線路素子130には、帯状の面対向した2つの結合線路を外部導体で被い、誘電体を充填したものを用いた。【効果】 漏洩電磁界による電力損失を無くし、寄生線路の悪影響を除去し、良好なインピーダンス整合により、高効率で小型の電力増幅器を得た。
請求項(抜粋):
高周波信号を増幅素子部(102)において電力増幅して高周波電力を出力端子(D)に得るための電力増幅手段(101)と、前記電力増幅手段の出力端子と負荷との間を接続するための前記出力端子に接続された第1の接続点(188)と、この第1の接続点から第1の電気長(θ1)を有する第2の接続点(189)までの第1の部分伝送手段(111)と、前記第2の接続点から負荷を接続する第3の接続点(190)までの第2の電気長(θ2)を有する第2の部分伝送手段(112)とよりなる主伝送手段(110)と、相互に結合を有し、前記電力増幅手段の前記増幅素子部と前記出力端子との間に寄生する寄生線路(103)の電気長(Δθ)を含む電気長が、前記電力増幅手段において増幅する高周波信号の基本波の2次高調波に対して前記増幅素子部の出力が仮想接地されるような電気長であり、それぞれの一端が前記第1および第2の接続点に接続されて前記基本波に対して前記増幅素子部と前記負荷とのインピーダンス整合がとれるように前記主伝送手段とともに作用する2つの結合線路手段(130)とを含む高周波電力増幅器。
IPC (3件):
H03F 3/60
, H03F 3/24
, H03H 11/28
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-083611
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特開昭62-000111
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特開昭63-153904
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