特許
J-GLOBAL ID:200903034945658220

高Cr鋼の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-321210
公開番号(公開出願番号):特開平10-146691
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 Cr:7.5〜12.0%を含有する高強度高Cr鋼の溶接において、溶接金属の耐高温割れ性、耐低温割れ性、靱性、強度および耐食性を向上させる。【解決手段】 重量%で、C:0.005〜0.12%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.02〜2.0%、Cr:12.0〜17.0%、Ni:5.0〜8.0%、Mo:1.0〜3.0%を含有し、Pを0.03%以下、Sを0.01%以下に制限し、Cr当量をCr+Mo+1.5Si、Ni当量をNi+0.5Mn+30Cとして、Cr当量/Ni当量比を1.8以上2.8以下、Cr当量×Ni当量を100以上140以下とし、残部Feおよび不可避不純物からなるステンレス鋼ワイヤを用いてガスシールドアーク溶接し、溶接金属のミクロ組織をオーステナイト相+フェライト相+マルテンサイト相の3相組織とする。
請求項(抜粋):
重量%で、Cr:7.5〜12.0%を含有し、ミクロ組織がマルテンサイト単相、またはマルテンサイト50%以上および残部フェライトからなる高Cr鋼の溶接方法において、重量%で、C : 0.005〜 0.12%、Si: 0.01 〜 1.0 %、Mn: 0.02 〜 2.0 %、Cr:12.0 〜17.0 %、Ni: 5.0 〜 8.0 %、Mo: 1.0 〜 3.0 %を含有し、さらに、Pを0.03%以下、Sを0.01%以下に制限し、且つCr当量をCr+Mo+1.5Si、Ni当量をNi+0.5Mn+30Cとして、Cr当量/Ni当量比を1.8以上2.8以下、さらに、Cr当量×Ni当量を100以上140以下とし、残部Feおよび不可避不純物からなるステンレス鋼ワイヤを用いてガスシールドアーク溶接し、溶接金属のミクロ組織をオーステナイト相+フェライト相+マルテンサイト相の3相組織とすることを特徴とする高Cr鋼の溶接方法。
IPC (6件):
B23K 35/30 320 ,  B23K 9/23 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44 ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/58
FI (6件):
B23K 35/30 320 B ,  B23K 9/23 B ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/44 ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/58

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