特許
J-GLOBAL ID:200903034947016692

非同期転送網における輻輳制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129969
公開番号(公開出願番号):特開平8-331129
出願日: 1995年05月29日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は送信端末に輻輳情報を極力小さな遅延で届くようにし得る非同期転送網における輻輳制御方式を提供することを目的とする。【構成】 送信端末1はデータセルをバースト送信し、そのデータセル中に制御セルを挿入して送信する。ノード10及び20には、制御セル用バッファ11、21とデータセル用バッファ12、22とが設けられている。ノード10による次段ノード20へのセル転送は、バッファ11とバッファ12の両方にセルがある場合は、制御セル用バッファ11からの送信を優先する。制御セルを転送する際に、データセル用バッファ12内の蓄積データセル数(キュー長)が閾値12-1以上であったとすると、制御セル用バッファ11から読み出された制御セルの輻輳情報を「輻輳あり」の値に書き込んで送信する。ノード20もノード10と同様の動作をする。着信端末2は送信端末2へ制御セルを転送する。
請求項(抜粋):
送信端末と着信端末間を複数のノードを介して接続してバースト状にデータセルを転送し、各ノードの輻輳情報を前記送信端末と前記着信端末の間で送受信される制御セルを用いて伝送する非同期転送網における輻輳制御方式において、前記送信端末は、送信するデータセルに定期的に制御セルを挿入して送信する手段と、前記着信端末から前記複数のノードを介して返送された制御セルを受信し、該制御セルの輻輳情報に基づいてレートを可変する手段とを有し、前記複数のノードのそれぞれは、受信セルが前記データセルか制御セルかを識別するセル識別部と、前記セル識別部による識別結果に応じて前記制御セルのみを蓄積する制御セル用バッファと、前記セル識別部による識別結果に応じて前記データセルのみを蓄積するデータセル用バッファと、前記データセル用バッファの蓄積データセル数が第1の閾値以上のときに輻輳ありの輻輳情報を制御セル及びデータセルに書き込んで転送する書き込み及び転送手段と、前記制御セル用バッファとデータセル用バッファのそれぞれにセルが蓄積されているときは制御セルを優先して転送する送信制御手段とを有し、前記着信端末は前記制御セルを受信後返送する手段を有することを特徴とする非同期転送網における輻輳制御方式。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-269040
  • 特開平4-248729
  • ATM交換機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-283712   出願人:株式会社東芝

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