特許
J-GLOBAL ID:200903034953079515

車両のアンチスキッドブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258868
公開番号(公開出願番号):特開平8-099622
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 スプリット路走行時及び/又は旋回走行時における制動性と操縦安定性を確保できる車両のアンチスキッドブレーキ装置を提供する。【構成】 左右の前輪のブレーキ液圧を独立に制御し、左右の後輪のブレーキ液圧を統合制御し、通常は前輪に対して後輪をセレクトロー制御で制御し、制動時にスプリット路を走行する際には、後輪をセレクトハイ制御とし、且つ、後輪のブレーキ液圧を制御する制御しきい値をロック浅めに補正する(S44)。スプリット路を旋回走行する際、又は旋回走行する際にも、同様にロック浅めに補正してもよい。尚、後輪を常にセレクトロー制御で制御し且つスプリット路走行時及び/又は旋回走行時には、後輪のブレーキ液圧を制御する制御しきい値をロック深めに補正してもよい。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、左右の前輪のブレーキ液圧を独立に調整し且つ左右の後輪のブレーキ液圧を統合して調整する液圧調整手段と、車輪速検出手段で検出された車輪速に基づいて液圧調整手段を制御するアンチスキッド制御手段とを備えた車両のアンチスキッドブレーキ装置において、走行路面がスプリット路か否か判定するスプリット路判定手段を設け、前記アンチスキッド制御手段は、通常時は後輪のブレーキ液圧をセレクトロー制御するとともに、スプリット路判定手段がスプリット路であると判定したときには、後輪のブレーキ液圧をセレクトハイ制御するように構成され、前記アンチスキッド制御手段に、後輪のブレーキ液圧をセレクトハイ制御するときの制御しきい値をロック浅めに補正する補正手段を設けたことを特徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。

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