特許
J-GLOBAL ID:200903034961036450

射出成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-033873
公開番号(公開出願番号):特開2001-219450
出願日: 2000年02月10日
公開日(公表日): 2001年08月14日
要約:
【要約】【課題】 射出材料の良好な充填を達成して成形品に欠陥が発生するのを防止する。【解決手段】 雌型16の通孔16aに雄型22のセンターピン20を挿通することで、円筒状のキャビティ24が画成される。雄型22のベース18に、その上面に開放して周方向に離間する複数のガス抜き溝30が、センターピン20を中心として放射状に形成される。ベース18には、センターピン20と同心で、全てのガス抜き溝30が連通する環状のガス溜り溝32が上面に開放するよう凹設される。ガス抜き溝30およびガス溜り溝32は、何れも射出成形時にはその上面が雌型16により密閉され、各ガス抜き溝30を介してガス溜り溝32がキャビティ24に連通する。ガス抜き溝30におけるキャビティ24との連通部の開口深さは、磁石粉末の厚み寸法よりも小さな寸法に設定される。
請求項(抜粋):
軸方向に長尺な通孔(16a)を形成した雌型(16)と、該通孔(16a)に挿通されて円筒状のキャビティ(24)を画成するセンターピン(20)を備えた雄型(22)とからなり、前記キャビティ(24)の軸方向一端側に臨むゲート(26)を介して、希土類磁石粉末と樹脂バインダーとを所要の割合で混合した射出材料を該キャビティ(24)内に射出することで長尺な筒状射出成形品(28)を成形する射出成形用金型であって、前記キャビティ(24)を挟んでゲート(26)と反対側に臨む雄型(22)または雌型(16)に形成されてキャビティ(24)と連通するガス抜き部(30)と、前記ガス抜き部(30)に連通するよう雄型(22)または雌型(16)に形成され、該ガス抜き部(30)より大きな容積に設定されたガス溜り部(32)とからなることを特徴とする射出成形用金型。
Fターム (10件):
4F202AA29 ,  4F202AA34 ,  4F202AB13 ,  4F202AG08 ,  4F202AH33 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK41 ,  4F202CP04 ,  4F202CP06

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