特許
J-GLOBAL ID:200903034962877670

スペクトラム拡散符号の同期回路および同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-091152
公開番号(公開出願番号):特開平7-297805
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 回路規模の小形化と、誤判定の確率を低減して対雑音性能の向上を図る。【構成】 先ずPN符号のm周期期間に相当する同期候補選出期間を設定して、この期間に相関検出回路41によりPN符号の一部を使用した部分相関を行ない、この部分相関により検出された相関値のうちしきい値以上の相関値の中からレベルが大きい順に3つの相関値を同期候補選出回路43により同期候補タイミングとして選定している。次にn周期期間に相当する累積加算期間を設定して、この期間に、上記同期候補タイミングとして選出された各相関値の累積加算値を累積加算回路45で求めて、これらの累積加算値のうち最大レベルの累積加算値を累積値比較回路49で選択し、この選択した累積加算値のタイミングを同期タイミングとして以後同期保持回路50により同期保持を行なうようにしている。
請求項(抜粋):
送信データを変調したのち拡散符号を用いてスペクトラム拡散して送信するとともに、受信信号を上記拡散符号と同じ参照拡散符号を用いて逆拡散したのち復調して受信データを再生する無線通信装置に設けられるスペクトラム拡散符号同期回路において、前記受信信号と前記参照拡散符号の一部との相関値を出力するための相関検出手段と、この相関検出手段から出力された相関値の中から所定の第1の条件を満たす相関値を少なくとも一つ選択するための選択手段と、この選択手段により選択された相関値に対応するタイミングから前記拡散符号の1周期に相当する時間が経過するごとに前記相関検出手段から出力される相関値を複数周期分累積加算し、その累積加算値を出力するための累積加算手段と、この累積加算手段から出力された累積加算値が所定の第2の条件を満たしているか否かを判定し、満たしている場合に当該累積加算値に対応するタイミングを正規の同期タイミングとして認識する同期タイミング認識手段とを具備したことを特徴とするスペクトラム拡散符号同期回路。
IPC (3件):
H04J 13/00 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 A ,  H04B 7/26 N

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