特許
J-GLOBAL ID:200903034964978643

粉体プレス成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 Vesta国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-052089
公開番号(公開出願番号):特開2009-208097
出願日: 2008年03月03日
公開日(公表日): 2009年09月17日
要約:
【課題】粉体プレス成形金型において、流動性がなく互いに粘着性のない粉体をプレスして、量産性を損なうことなく全面に亘って密度が均一な、上下方向の厚さが略均一で凸部分・凹部分を有する成形体を得ることができること。【解決手段】粉体プレス成形金型1においては、上型2と下型3が開いて粉体としての木粉Wが充填されるときには、枠型3が下型4に対して上昇して粉体Wが充填される枠を形成するとともに、成形体10の凸部分においては枠型3に対して上下動ブロック5が下降し、成形体10の凹部分においては上型2に対して上下動ブロック6,7が上昇して、枠型3に囲まれた下型4の上面が略平坦となる。これによって、枠型3の中に粉体Wを投入して上面を平らにするだけで、凸部分・凹部分に対応する位置の上にも、量産性を損なうことなく容易に、他の部分と略同一の厚さに粉体Wを充填することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
上型、枠型及び下型からなり、流動性がなく互いに粘着性のない粉体をプレスして上下方向の厚さが略均一で上方向に凸である部分(以下「凸部分」という。)及び/または下方向に凸である部分(以下「凹部分」という。)を有する成形体を成形するための金型であって、 前記上型の下面は前記成形体の上面の形状に対応する形状を有し、 前記下型は前記上型または前記枠型に対して相対的に上下動可能な複数の上下動ブロックからなり、 前記上型と前記下型が閉じたときには、前記成形体の凸部分においては前記上型に対して前記上下動ブロックが上昇し、前記成形体の凹部分においては前記上型に対して前記上下動ブロックが下降して、前記下型の上面が前記成形体の下面の形状に対応する形状となり、 前記上型と前記下型が開いて前記粉体が充填されるときには、前記枠型が前記下型に対して上昇して前記粉体が充填される枠を形成するとともに、前記成形体の凸部分においては前記枠型の上昇に伴って前記枠型に対して前記上下動ブロックが下降し、前記成形体の凹部分においては前記上型に対して前記上下動ブロックが上昇して、前記枠型に囲まれた前記下型の上面が略平坦となることを特徴とする粉体プレス成形金型。
IPC (2件):
B30B 11/02 ,  B30B 11/00
FI (2件):
B30B11/02 F ,  B30B11/00 F
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭52-36315号公報

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