特許
J-GLOBAL ID:200903034965235270

ポリ(アリールカーボネート)の改良された製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-184236
公開番号(公開出願番号):特開平11-035672
出願日: 1997年07月10日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 ビスフェノールとジアルキルカーボネートから高分子量のポリ(アリールカーボネート)を製造するにあたり、洗浄することなく高い収率)で、そして分解やゲル生成のような望ましくない副反応を回避しするよう比較的低い温度で、無色のポリマーを製造することができる方法の開発。【解決手段】 本発明は、ジアルキルカーボネートとビスフェノールとの反応により、選択された有機スズ触媒および有機チタン触媒を用いてポリ(アリールカーボネート)を製造する方法に関する。本方法を好ましく実施するには、第一段階で触媒を用いてビスフェノールとジアルキルカーボネートとを反応させてオリゴ(アリールカーボネート)を得た後、第二段階でそのオリゴ(アリールカーボネート)をそれ自身にて、またはジフェニルカーボネートと共に後重縮合させる。この第二段階でも触媒を用いる。この方法により、特徴的に色とゲルを含まないポリ(アリールカーボネート)が得られる。
請求項(抜粋):
ポリ(アリールカーボネート)の製造方法であって、ビスフェノール、ジアルキルカーボネートおよび式(R1 R2 SnOAr)2 O[式中、R1 およびR2 は各々がC1-12アルキルであり、Arは非置換アリールまたは置換アリールである]の有機スズ触媒の混合物を100〜240°Cの範囲の温度に加熱してオリゴ(アリールカーボネート)を得、有機スズ触媒または有機チタン触媒の存在下で圧力を約0.1mmHgまで次第に低下させつつ280°Cまでの温度で前記オリゴ(アリールカーボネート)を重縮合させることからなる方法。
IPC (2件):
C08G 64/30 ,  C08G 64/40
FI (2件):
C08G 64/30 ,  C08G 64/40
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-190926
  • 特開平4-345618
  • 特開平2-251522
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審査官引用 (4件)
  • 特開平3-190926
  • 特開平4-345618
  • 特開平2-251522
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