特許

J-GLOBAL ID：200903034966255720

カーボンナノチューブの巨視的に配置された集成体

発明者： スモーリー,リチャード・イー ,  コルバート,ダニエル・ティー ,  スミス,ケン・エイ ,  ウォルターズ,デロン・エイ ,  キャサヴァント,マイケル・ジェイ ,  ハフマン,チャド・ビー ,  ヤコブソン,ボリス・アイ ,  ホージ,ロバート・エイチ ,  サイニ,ラジェシュ・クマー ,  チアン,ワン-ティン ,  キン,シアオ・チュアン
出願人/特許権者： ウィリアム・マーシュ・ライス・ユニバーシティ
代理人 (1件)： 社本 一夫 (外5名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-533054
公開番号（公開出願番号）：特表2003-512286
出願日： 2000年10月27日
公開日（公表日）： 2003年04月02日
要約：

【要約】本発明は、整列ナノチューブセグメントを含む巨視的材料及び物体の創生に向けられている。 本発明は、流体媒体中に懸濁した単層カーボンナノチューブ(SWNT)を整列させ、次いで単層カーボンナノチューブの巨視的規則集成体が形成するような方法で懸濁液から整列セグメントを取り出すことを必要とする。 本発明は更に、ナノチューブセグメントが規則構造体へ自己集成する生得の傾向を、処理以前の又は処理中のナノチューブの環境及びその環境の経歴を改変することにより制御することに向けられている。これらの材料及び物体は、顕微鏡の助けを借りないで見ることのできる程大きいため、“巨視的”である。 これらの巨視的規則単層カーボンナノチューブ材料及び物体は、その各々が同一方向に整列し、その至近のチューブと接触しているナノチューブを含んでいるため、単層カーボンナノチューブが微視的規模で示す顕著な物理的、電気的及び化学的物性を有する。 細密充填した単層カーボンナノチューブの規則集成体は、より多くのより大きい集成体の成長用鋳型としても役立つ。 規則集成体は、更に該規則集成体を内的に改変してせん断力、引張り強さ、圧縮強さ、靭性、導電性及び熱伝導性等の選択された材料物性を特に高めるために行う後処理用の基礎として役立つ。

請求項（抜粋）：

単層カーボンナノチューブを磁場へさらすことにより単層カーボンナノチューブを整列させる方法。

Fターム (2件)：

4G046CA00 ,  4G046CC10

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 位置合せされたナノワイヤを備えた物品および物品を製作するプロセス
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-317257   出願人：ルーセントテクノロジーズインコーポレーテッド
• 液相におけるカーボン・ナノチューブの精製・開口方法および官能基の導入方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-153192   出願人：日本電気株式会社

引用文献：

審査官引用 (11件)

• KEK Proceedings,Proceedings of the Workshop on Materials Structure Research at Photon Factory, 1998, vol.98,no.3, p.59-62
• Molecular Nanostructures, 1998, p.439-442
• J.Phys.D:Appl.Phys., 1998, vol.31, p.L34-L36
• Jpn.J.Appl.Phys., 1996, vol.35,Part.2,no.7B, p.L917-918
• Appl.Phys.Lett., 1997, vol.71,no.14, p.1906-1908
• Applied Physics Letters, 19990830, vol.75,no.9, p.1329-1331
• AIP CONF. PROC., 1998, vol.442, p.44-49
• Applied Physics Letters, 1998, vol.73,no.9, p.1197-1199
• Science, 1995, vol.268, p.845-847
• Bull.Mater.Sci., 199905, vol.22,no.3, p.329-333
• Applied Physics A, 1998, vol.67,no.1, p.29-37