特許
J-GLOBAL ID:200903034978830959

家庭用生ゴミの堆肥化装置における脱臭装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059613
公開番号(公開出願番号):特開平5-221767
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 家庭用生ゴミの堆肥化装置において、発酵物中を通過して排出させる排気や発酵物より吸着除去した水分中の悪臭が装置周辺に飛散しないように対策した脱臭装置を提供する。【構成】 脱臭装置は、所要量の水を貯留した曝気タンク4と、筒体内部に吸着脱臭材51が充填され且つ空気が一端の空気取入口52より吸着脱臭材層を通過して他端の空気出口53より流出するように構成された脱臭カラム5とを備える。そして発酵槽3の底部に区画されたチャンバ35に、発酵物中を通過した排気及び排水を流出し、この排気及び排水を、上記チャンバ35に連通する排出ホース37及びこれに連通する吸入管41を通して曝気タンク4内に貯留した水の水面下に放出して、排水はタンク内に回収し、排気はタンク内の水に接触させて第1段の脱臭作用を行い、さらに曝気タンクの上部空間に浮上する空気をエアホースにより脱臭カラム5に通して吸着脱臭材51による第2段の脱臭作用を行った後、大気中に放出する経路に構成する。
請求項(抜粋):
上部に生ゴミの投入口が開口され、底部に通気性を有する多孔板製の床板を介してその下に排気兼排水用チャンバが区画された縦形筒状の発酵槽を有し、前記発酵槽の上部に、生ゴミ投入口を気密に塞ぐ開閉蓋と、発酵槽内に上から底部に向けて空気を吹き込む送風手段と、発酵槽内に内装された撹拌装置を回転させる駆動手段を有し、前記駆動手段による撹拌装置の回転によって発酵槽内に逐次投入される生ゴミに所要の撹拌作用を与え、且つ上記送風手段により吹き込まれた空気を、発酵槽の上部より生ゴミの堆積層を通して床板底部のチャンバ内に向け強制通風させる通気構造とした家庭用生ゴミの堆肥化装置において、上記装置には、所要量の水を貯留した曝気タンクと、筒体内部に吸着脱臭材が充填され且つ空気が一端の空気取入口より吸着脱臭材層を通過して他端の空気出口より流出するように構成された脱臭カラムとを備え、前記発酵槽の底部に区画されたチャンバにはその底部に連通する排出ホースを有し、該排出ホースの先端を上記曝気タンク内の水面下において開放させ、且つ曝気タンクにはその上部空間に連通するエアホースを設けて該エアホースの端部を前記脱臭カラムの空気取入口と接続してタンク内の空気を脱臭カラム内に通して大気中に放出する経路を構成してなることを特徴とする家庭用生ゴミの堆肥化装置における脱臭装置。
IPC (4件):
C05F 9/02 ,  B01D 53/34 116 ,  B09B 3/00 ,  C05F 17/02

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