特許
J-GLOBAL ID:200903034979269045

切削工具及び切削差込み工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-024701
公開番号(公開出願番号):特開平11-262810
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 非常に精密な表面仕上げができ、かつ破壊の拡大を防止するゾーンを設けているワイパ差込み工具及びフライス削り工具を提供する。【解決手段】 差込み工具10,50は、八角形の基本形状を有し、各々は少なくとも3つの主切削刃16,55Aを含んでいる。各差込み工具の端面には、破壊に対する出口ゾーンを構成するように、段部が設けられる。切削差込み工具の少なくとも1つは、ワイパ差込み工具50であり、1つおきの切削刃は、2つの主切削刃間にあるワイパ刃55Bを結合している主切削刃55Aである。対向するワイパ刃間の第1の距離は、対向する主切削刃間の第2の距離よりも大きい。
請求項(抜粋):
フライス削り用切削差込み工具であって、前記切削差込み工具(50)が、ほぼ六角形又は八角形の基本形状を有していて、差込み工具(50)の上部面(11)と端面(13)との間の移行部によって形成される6つ又は8つの切削刃(16)を含んでおり、前記上部面(11)がすくい面を区画形成し、前記端面(13)が逃げ面を区画形成していて、前記端面(13)が、差込み工具の中心軸(20)に平行な平面(P)とで第1の逃げ角(α)を形成している切削差込み工具において、1つおきの切削刃が、2つの主切削刃の間にあるワイパ刃(55B〜58B)を結合している主切削刃(55A〜58A)であり、かつ2つの直径方向に対向したワイパ刃(55B〜58B)間の第1の距離(L2)が、2つの直径方向に対向した主切削刃(55A〜58A)間の第2の距離(L3)よりも大きく、この第1の距離(L2)が、第2の距離(L3)よりも約1%〜5%程、好ましくは約1.5%程大きいことを特徴とする切削差込み工具。

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