特許
J-GLOBAL ID:200903034982225016
位相差測定装置及びそのゼロ調整装置及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
斉藤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-266154
公開番号(公開出願番号):特開平8-105923
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル回路を使用してゼロ調整をスイッチの一押しで簡単円滑且つ正確に行い、長時間安定に保持しうるゼロ調整装置及び方法を提供すること。【構成】 クロック源1から入力した高周波クロック信号を低周波の参照信号にする周波数逓減装置12と、検出した低周波信号の位相と参照信号の位相との差異に対応する電圧値及び正または負の値を有する直流電圧を出力する位相検波手段17と、入力した直流電圧の正または負の値に対応して進相または遅相を指令する移相極性選択信号と、入力した直流電圧値に応答したパルス間隔を持つ移相指令パルスとを出力する信号判別回路19とからなり、移相極性選択信号及び移相指令パルスに応答して参照信号の位相を進め又は遅らせることによりゼロ調整するようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
入力した高周波クロック信号の周波数を逓減して低周波の参照信号を出力する第1の周波数逓減装置と、前記高周波クロック信号を逓減して磁場発生用の低周波信号を出力する第2の周波数逓減装置と、前記磁場から検出した低周波信号の位相と前記参照信号の位相とを比較してその差異に対応する電圧値及び正または負の値を有する直流電圧を出力する位相検波手段と、ゼロ調整スイッチに接続され、該ゼロ調整スイッチを押したとき、入力した直流電圧の正または負の値に対応して進相または遅相を指令する移相極性選択信号と、前記入力した直流電圧の電圧値に応答してパルス間隔が異なる移相指令パルスとを前記第1の周波数逓減装置に出力する信号判別回路とからなり、前記第1の周波数逓減装置は前記移相極性選択信号及び移相指令パルスを受けて、前記参照信号の位相を進め又は遅らせ、それにより前記位相検波手段において前記進め又は遅らせた参照信号の位相を前記検出した低周波信号と所定の位相関係に導くようにしたことにより前記直流電圧をゼロ調整することを特徴とするゼロ調整装置。
IPC (2件):
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