特許
J-GLOBAL ID:200903034982934548

使用済燃料の再処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136112
公開番号(公開出願番号):特開平9-318791
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 第1目的:プルトニウムをウランよりも優先的に抽出する使用済燃料の再処理方法を提供する。第2目的:ネプツニウムをプルトニウムとともに回収してMOX燃料とする使用済燃料の再処理方法を提供する。【解決手段】 使用済燃料1に錯形成剤16を添加し、4価のプルトニウムを陰イオン錯体として存在させ、陰イオン交換法により分離する。再処理の共除染工程で、プルトニウムの全量回収に必要な抽出段数を少なくでき、MOX燃料9に必要なプルトニウム/ウランの比に近い元素組成で共除染できる。錯形成剤16をネプツニウムにも作用させ、プルトニウムとネプツニウムとを4価の原子価状態で陰イオン錯体として存在させ、陰イオン交換法により分離する。ネプツニウムをプルトニウムとともに回収してMOX燃料9とし、燃料サイクル中に閉じ込められる。
請求項(抜粋):
使用済原子燃料を硝酸水溶液に溶解する溶解工程と少なくともウランの一部または全量およびプルトニウムの全量を含む回収目的元素を他元素から分離する共除染工程とを有する使用済燃料の再処理方法において、前記共除染工程の前に4価のイオンとの錯形成能が硝酸よりも大きな錯形成剤を添加する工程を含み、前記共除染工程が、陰イオン交換体を用いて前記回収目的元素を分離する工程であることを特徴とする使用済燃料の再処理方法。
IPC (4件):
G21C 19/46 ,  B01D 15/04 ,  C01G 43/00 ,  C01G 56/00
FI (6件):
G21C 19/46 D ,  G21C 19/46 J ,  G21C 19/46 M ,  B01D 15/04 ,  C01G 43/00 ,  C01G 56/00

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