特許
J-GLOBAL ID:200903034989490033

レーダ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064551
公開番号(公開出願番号):特開平9-257910
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 ウェザクラッタのような不要信号が存在しない領域でもドラップ周波数の位相補正を行わず、阻止域が0後段信号処理装置による誤検出の発生を抑える。【解決手段】 振幅検出部6によりMT1装置4からの信号の振幅を検出し、比較器8により振幅検出部6の出力とノイズレベル7を比較し、振幅検出部6の出力がノイズレベルよりも大きい場合にクラッタが存在していると判断し、位相補正部9によりMTI装置4からの信号に対し、クラッタ中心周波数推定部5で推定したドップラ周波数分の位相を補正し、ディジタルフィルタ10により位相補正部9からの信号に対し、0ドップラに阻止域を形成しフィルタリングを行う。
請求項(抜粋):
回転中に方位角及び高低角を変化させることが可能なレーダアンテナ、上記レーダアンテナからの信号を受信し、I,Q位相検波を行う受信機、上記受信機からのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器、上記A/D変換器からの信号に対し、シークラッタやグランドクラッタのような不要信号を抑圧するMTI(Moving Target Indicator:移動目標指示機)装置、上記MTI装置からの信号に対し、パルスヒット間の位相変化量からウェザクラッタのような不要信号のドップラ周波数を推定するクラッタ中心周波数推定部、上記MTI装置からの信号の振幅を検出する振幅検出部、上記振幅検出部の出力とノイズレベルを比較する比較器、上記振幅検出部の出力がノイズレベルよりも大きい場合にクラッタが存在していると判断し、上記MTI装置からの信号に対し、上記クラッタ中心周波数推定部で推定したドップラ周波数分の位相を補正する位相補正部、上記位相補正部からの信号に対し、0ドップラに阻止域を形成し、フィルタリングを行うディジタルフィルタ、上記ディジタルフィルタからの信号の振幅検出、CFAR(Constant False Alarm Rate:一定誤警報確率)など、目標の自動検出処理を行う後段信号処理装置、上記後段信号処理装置からの処理結果をPPI(PlanPosition Indicator)スコープなどに表示する表示装置とを備えたことを特徴とするレーダ信号処理装置。
IPC (5件):
G01S 7/32 ,  G01S 7/12 ,  G01S 7/295 ,  G01S 13/52 ,  H03H 17/00 601
FI (5件):
G01S 7/32 C ,  G01S 7/12 A ,  G01S 7/295 Z ,  G01S 13/52 ,  H03H 17/00 601 P

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