特許
J-GLOBAL ID:200903035001503441

変速機のアイドル騒音低減のための設計変数最適化方法及び変速機のアイドル騒音低減のための設計変数最適化プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-257492
公開番号(公開出願番号):特開2008-075810
出願日: 2006年09月22日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
【課題】変速機のアイドル騒音低減のための設計変数最適化方法及び設計変数最適化プログラムに関し、品質工学の手法を用いて効率的に各設計パラメータの最適化を図る。【解決手段】品質工学における基本機能の入力に変速機の油温をとり出力に従動軸角加速度変動の実効値をとり目標特性を設定するステップA10と、油温を信号因子,変速機に関連する複数の設計変数を制御因子,制御因子の微小変化を誤差因子として演算を実行し設計変数の第1標準SN比を算出するステップA40と、第1標準SN比の要因効果図を用いて目標特性に対する1次チューニングを施すステップA80と、ステップA40の演算での信号因子の全水準範囲のうち所望の水準範囲に対応する設計変数の第2標準SN比,一次係数を算出するステップA100と、第2標準SN比,一次係数の要因効果図を用いて目標特性に対する2次チューニングを施すステップA120とを備える。【選択図】図9
請求項(抜粋):
変速機のアイドル騒音を低減させるための設計変数の最適化方法であって、 品質工学における基本機能の入力に該変速機の油温をとり、該基本機能の出力に該変速機のアイドル騒音と相関性のある該変速機の従動軸角加速度変動の実効値をとって、該変速機の油温及び従動軸角加速度変動の実効値についての目標特性を設定する第1ステップと、 該変速機の油温を信号因子とし、該変速機に関連する複数の設計変数を制御因子とし、該制御因子の微小変化を誤差因子として、これらの信号因子,制御因子及び誤差因子を用いて数値シミュレーションを実行し、該変速機に関連する複数の設計変数のそれぞれについての第1標準SN比を算出する第2ステップと、 該第1標準SN比に基づいて生成された第1要因効果図から、該誤差条件に対し該変速機の従動軸角加速度変動の実効値のばらつきが最小となる該設計変数の組み合わせを求めて、該目標特性に対する1次チューニングを施す第3ステップと、 該第2ステップの該数値シミュレーションにおける該信号因子の全水準範囲のうちの所望の水準範囲に対応する、該複数の設計変数のそれぞれについての第2標準SN比及び一次係数を算出する第4ステップと、 該第2標準SN比及び該一次係数に基づいて生成される第2要因効果図から、該従動軸角加速度変動の実効値を該目標特性に近づけることのできる該設計変数の組み合わせを求めて、該目標特性に対する2次チューニングを施す第5ステップと を備えたことを特徴とする、変速機のアイドル騒音低減のための設計変数最適化方法。
IPC (2件):
F16H 3/091 ,  G01M 13/02
FI (2件):
F16H3/091 ,  G01M13/02
Fターム (13件):
2G024AB02 ,  2G024BA15 ,  2G024CA13 ,  2G024DA09 ,  2G024DA16 ,  2G024FA02 ,  3J028EA01 ,  3J028EB62 ,  3J028FB05 ,  3J028FC32 ,  3J028FC43 ,  3J028FC63 ,  3J028GA02

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