特許
J-GLOBAL ID:200903035004690897

非ループ型蛇行細管ヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-361977
公開番号(公開出願番号):特開平6-201281
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】[目的] 非ループ型蛇行細管ヒートパイプに於て、その端末ターンの不活発な作動状態を他のターン同様に作動するよう改善したり、またその断熱部が長い為熱輸送能力が低下している場合やその放熱部が過冷却状態になっている為作動が困難になっている場合などの断熱部及び放熱部における作動液の作動を活性化せしめて、その性能を改善する。[構成] コンテナの所定の部分に温度制御手段を有する小型サージタンクを配設し、ヒートパイプの作動中はサージタンクの温度をヒートパイプの適用温度領域の上限より高く、作動液の臨界温度より低い温度に制御した。[効果] 作動液の軸方向振動によりサージタンク内に断続的に圧入される作動液は瞬時に圧力ガスになってコンテナ内に断続的に噴出し、作動液の振動を増幅せしめる。これにより作動液の作動が十分に活性化され所期の目的は完全に果たすことが出来た。
請求項(抜粋):
長尺の細管コンテナが受熱部と放熱部の間を多数回の蛇行を繰り返して往復するように構成されてあり、作動液の振動により受熱部から放熱部に向かって熱量を輸送する構造の非ループ型蛇行細管ヒートパイプに於て、非ループ型蛇行細管コンテナの所定の位置に小型のサージタンクが連結細管を介して配設されてあり、ヒートパイプの作動時のサージタンクの温度は作動液の臨界温度より低い温度で且つこの細管ヒートパイプの適用温度領域の上限温度より高い温度に制御されてあることを特徴とする非ループ型蛇行細管ヒートパイプ。
IPC (2件):
F28D 15/02 101 ,  F28D 15/02 102

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