特許
J-GLOBAL ID:200903035005003028

ゴム強化スチレン系樹脂組成物及び断熱用構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253551
公開番号(公開出願番号):特開平8-113675
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 HCFC-123やHCFC-141bを発泡剤とするウレタン発泡断熱材に接する断熱用構造体として好適な樹脂組成物を提供する。【構成】 ジエン系ゴム質重合体と、アクリル酸エステル系ゴム質重合体と、ガラス状共重合体とで構成されるゴム強化スチレン系樹脂組成物。ジエン系ゴム質重合体(芳香族ビニル単量体とジエン系単量体との共重合体の割合50重量%以上)に対するガラス状共重合体(シアン化ビニル単量体と、芳香族ビニル単量体及び/又は不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体との共重合体で、シアン化ビニル単量体の含有量が25〜50重量%)のグラフト率50〜110%。【効果】 押出加工性、押出シートの外観、強度等に優れる。上記ウレタン発泡断熱材と接しても劣化、変形しない。強度や外観意匠性に優れる断熱用箱体が提供される。
請求項(抜粋):
ジエン系ゴム質重合体(A)と、アクリル酸エステル系ゴム質重合体(B)と、ガラス状共重合体(C)とを含有するゴム強化スチレン系樹脂組成物であって、(i) 前記ジエン系ゴム質重合体(A)100重量部に対して、前記ガラス状共重合体(C)50〜110重量部が化学的に結合しており、(ii) 前記ジエン系ゴム質重合体(A)が、芳香族ビニル単量体とジエン系単量体との共重合体(D)を、前記ジエン系ゴム質重合体(A)100重合部中に50重量部以上含み、(iii) 前記ガラス状共重合体(C)が、シアン化ビニル単量体と、芳香族ビニル単量体及び/又は不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体とを共重合してなり、該ガラス状共重合体(C)100重量部中にシアン化ビニル単量体成分を25〜50重量部含みかつ(iv) 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフロロエタン及び/又は1,1-ジクロロ-1-フロロエタンを発泡剤とするウレタン発泡断熱材に接する構造体製造用樹脂組成物である、ことを特徴とするゴム強化スチレン系樹脂組成物。
IPC (9件):
C08L 9/00 LBF ,  B32B 5/18 ,  C08J 9/14 CFF ,  C08L 25/12 LDR ,  C08L 33/08 LJB ,  C08L 51/04 LLY ,  C08L 51/06 ,  C08L 55/02 LME ,  C08L 75:04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 熱可塑性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-029274   出願人:モンサント化成株式会社

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