特許
J-GLOBAL ID:200903035011099886

極低温冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-196569
公開番号(公開出願番号):特開平6-018108
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 圧縮部で圧縮した冷媒体を極低温冷却部に与えて冷凍を行う極低温冷凍装置のクールダウン時の冷却促進と、周囲温度の影響などによる過負荷による中断回避が可能な運転制御を行う。【構成】 極低温冷却装置500は、圧縮部100で加圧した冷媒体を往路管21から極低温冷却部200に与えて極低温冷却を行う。復路管25から排出された冷媒体を再び圧縮部100で加圧して循環する。往路管21側と復路管25側間の側路管31に配置した側路弁32を所要の動作差圧で開通して運転調整を行う調整部300を設ける。側路弁32を可変差圧弁321とし、圧力検出器33・34で検出した往路管側と復路管側との差圧により始動時点からの差圧の変化によって極低温冷却部200のクールダウン時を検出し、また、周囲温度・圧縮部温度などの温度を検出する。各検出にもとづいて、可変差圧弁321の動作差圧を、クールダウン時は定常運転時よりも大きくし、また、温度に逆比例して小さくするように制御回路101が制御するなどの制御構成を設ける。
請求項(抜粋):
圧縮部で加圧した冷媒体を往路管から極低温冷却部に供給して所要の極低温冷却を行うことにより復路管に排出されて低圧化した前記冷媒体を再び前記圧縮部で加圧して循環するとともに、前記往路管側の経路に属する管路と前記復路管側の経路に属する管路との間を側路する側路管に設けた側路弁を所要の動作差圧にもとづいて開通動作するようにした極低温冷凍装置であって、前記側路弁として可変差圧弁を設ける可変差圧弁手段と、前記差圧弁の前記往路管側の圧力と前記復路管側の圧力との差圧を検出して始動時点からの差圧の変化により極低温冷却部のクールダウン時を検出するとともに、周囲温度あるいは圧縮部温度を検出する検出手段と、前記各検出にもとづいて、前記可変差圧弁の動作差圧を、前記クールダウン時は定常運転時よりも大きくし、前記周囲温度あるいは圧縮部温度に逆比例して小さくするように制御する制御手段とを具備することを特徴とする極低温冷凍装置。

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