特許
J-GLOBAL ID:200903035017509431

固体撮像装置及びその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-261357
公開番号(公開出願番号):特開平6-217204
出願日: 1993年10月19日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 垂直電荷転送部の転送電荷量を大きくでき、またノイズの発生や消費電力の増大を抑制できるようにする。【構成】 垂直電荷転送部2には1読み出し単位信号a等が画素1から2ビットにわたって読み出される為、垂直電荷転送部2の最大転送電荷量が2倍に高まることとなる。また、読み出された2ビットの信号を垂直電荷転送部2は、1ビット転送後、画素垂直列から次の1読み出し単位信号を読み出すが、読み出される画素が1ビット分転送方向に対し後方に移動しているため、読み出された各信号が間に空ビットを持たずに並ぶことになり、垂直電荷転送部2の利用効率が高い。従って、垂直転送用の駆動パルス信号は水平ブランキング期間中のみ印加すれば良く、消費電力の増大や出力信号へのノイズ飛び込みが無くなる。
請求項(抜粋):
第1の方向に配列されたn個の光電変換・電荷蓄積を行う画素を含む画素部、該画素部に接続され、該画素部において配列される画素のそれぞれから読み出される信号を該第1の方向に転送する第1の電荷転送手段、該第1の電荷転送手段の1端部に接続され、該第1の電荷転送手段によって転送された信号を受け取り、該受け取った信号を第2の方向に転送する第2の電荷転送手段、及び該第2の電荷転送手段の1端部に接続され、該第2の電荷転送手段によって転送された信号を受け取り、該受け取った信号を映像信号に変換して外部装置に出力する出力手段を備えた固体撮像装置を駆動する方法であって、(1)該画素部に配列されたn個の画素のうち第i番目の画素からの信号を該第1の電荷転送手段の第iビット部からkビット分にわたって読み出すステップ、(2)該読み出された該第1の電荷転送手段のkビット分に相当する信号を1水平ブランキング期間中に該第1の方向に転送するステップ、(3)該第1の電荷転送手段のkビット分に相当する信号のうち、(k-1)ビット分に相当する信号部分の転送が完了した後に、該画素部に配列された該n個の画素のうち第(i+1)番目の画素からの信号を該第1の電荷転送手段の第(i+1)ビット部からkビット分にわたって読み出すステップ、(4)該ステップ(1)〜(3)を該第2の電荷転送手段に最も近い位置の第1番目の画素から最も遠い位置の画素に至るまで繰り返すステップ、及び(5)該第2の電荷転送手段から最も遠い位置の第n番目の画素が読み出された後は、該ステップ(2)を繰り返すステップを包含する、固体撮像装置を駆動する方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-076977
  • 特開平3-266575
  • 特開平3-016480

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