特許
J-GLOBAL ID:200903035026293107

(E)-20(22)-デヒドロビタミンD化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513253
公開番号(公開出願番号):特表平9-504549
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】二重結合が、炭素20と炭素22との間の側鎖に導入されているビタミンD3類似体。前記化合物は、顕著な腸のカルシウム輸送活性を特徴とし、一方、骨からカルシウムを移動する能力では1α,25-ジヒドロキシビタミンD3よりもさらに低い活性を示す。その優先的なカルセミック活性のため、これらの化合物は、骨の形成が望まれる病気、例えば骨粗鬆症の治療に有用である。前記化合物は、比較的高いHL-60細胞の分化活性をも有していて、異常な細胞分化または細胞増殖を特徴とする病気、例えば乾癬の治療に有用なものとなっている。
請求項(抜粋):
下記式を有する化合物。(式中、Y1は、水素またはヒドロキシ保護基であってよく、R1は、水素、ヒドロキシまたは保護されたヒドロキシを示し、そして、Rは、水素、アリール基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基またはフルオロアルキル基であるか、またはRは、下記の側鎖フラグメントを示すものであってもよい:式中、R1は、前記の定義の通りであり、R2およびR3は、アルキル、ヒドロキシアルキルおよびフルオロアルキルからなる群からそれぞれ選択され、または一緒になって、基-(CH2)m-(ここで、mは、2〜5の値を有する整数である)を示し、R4は、水素、ヒドロキシ、フッ素、O-アシル、アルキル、ヒドロキシアルキルおよびフルオロアルキルからなる群から選択され、R5は、水素、フッ素、アルキル、ヒドロキシアルキルおよびフルオロアルキルからなる群から選択され、そしてnは、1〜5の値を有する整数である。)
IPC (3件):
C07C401/00 ,  A61K 31/59 AED ,  C07J 71/00
FI (3件):
C07C401/00 ,  A61K 31/59 AED ,  C07J 71/00

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