特許
J-GLOBAL ID:200903035027947461

クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133426
公開番号(公開出願番号):特開平8-004733
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 貫通孔への挿入が容易で、かつパネルから取り外すときも、容易に雄部材及び雌部材を抜き取ることができるクリップを得る。【構成】 雄部材14へ雌部材12を挿入し脚体16の挿入部38が切割片18の間を貫通したクリップ10を、パネル58の貫通孔46へ挿入する。ここで、雄部材14を若干引き戻して切割片18の先端を挿入部38の係合孔44へ係合させ、縮径した状態で押し込む。パネル58とパネル60の結合状態を解除するときには、雄部材12を引き抜くと、切割片18の先端はガイド溝36に案内されながら、挿入部38の係合孔44と係合する。これによって、切割片18の先端が縮径し、雌部材14が雄部材12と一体となって引き抜かれるので、切割片18がクリープ変形して弾性的に縮径できない状態であっても、小さな抜去力で、クリップ10を取り外すことができる。
請求項(抜粋):
先端が先細りの筒体を軸方向に沿って複数のスリットで分割し拡縮する方向へ弾性変形可能とされ先端部が互いに接近し合う方向へ傾斜した切割片と、前記切割片の後端部に設けられ切割片が構成する中空部と連通する円孔が形成された鍔板と、を有する雌部材と、前記円孔と嵌合可能な頭部と、前記頭部から延出され前記切割片が構成する中空部を軸方向へ往復移動可能で先端付近に切割片を押し拡げる当り部が設けられた脚体と、前記脚体の先端に設けられ前記切割片の先端間を貫通する円錐台形の挿入部と、前記挿入部の括れ面に形成され前記切割片の先端と係合可能な係合孔と、を有する雄部材と、で構成されたことを特徴とするクリップ。

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