特許

J-GLOBAL ID：200903035030028680

多孔質ポリマーを用いた固体電解質

発明者： 中村 真一 ,  井川 悟史
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 西山 恵三 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-394363
公開番号（公開出願番号）：特開2003-197263
出願日： 2001年12月26日
公開日（公表日）： 2003年07月11日
要約：

【要約】【課題】 リチウム二次電池等への応用が可能な大きなイオン伝導性を有する固体電解質を提供する。【解決手段】 金属イオンと相互作用する官能基を細孔の表面に配置した多孔質ポリマーに金属塩を含む電解液を含浸した固体電解質を用いた二次電池。カラム状の構造を持ち、大きなイオン伝導性を有する。金属リチウムが樹脂状に電極表面に析出するデンドライト現象を防止することができる。

請求項（抜粋）：

下記一般式(I)で表される化合物を高分子重合したポリマーであって、内部に複数の中空部を有しており、かつ前記中空部に金属塩による電解質溶液を充填したことを特徴とする固体電解質。【外1】(式中、R1、R2、R3は水素原子、ハロゲンまたは炭素原子数が1から18の分岐状または直鎖状のアルキル基を示す。該アルキル基中の1つ以上の-CH2-は-O-、-CO-、-Pha-、-CH=CH-、-C(CH3)=CH-、-C≡C-またはエポキシ基に置換わっていても良い。Phaは1つ以上の炭素原子が1〜25であるアルキル基(該アルキル基中の1つ以上の-CH2-は-O-、-CO-、-CH=CH-、-C(CH3)=CH-、-C≡C-またはエポキシ基によって置換わっていても良い。)の置換基を有しても良い1,4-フェニレンを示す。但し、R1、R2、R3の少なくとも1つはアクリル基、メタクリル基、ビニル基またはエポキシを有する。)

IPC (2件)：

H01M 10/40 ,  H01B 1/06

FI (2件)：

H01M 10/40 B ,  H01B 1/06 A

Fターム (14件)：

5G301CA08 ,  5G301CA16 ,  5G301CA30 ,  5G301DA01 ,  5H029AJ06 ,  5H029AK03 ,  5H029AL13 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029AM16 ,  5H029DJ09 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ02