特許
J-GLOBAL ID:200903035032191367
車両用エアバッグシステムのための判定対象の状態判定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234668
公開番号(公開出願番号):特開平11-078768
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【目的】 車両用エアバッグシステムにおいて、光学式センサによる複数の測距データの利用に工夫を凝らして、乗員や座席等の判定対象の状態を詳細に判定するようにした判定対象の状態判定装置を提供することを目的とする。【解決手段】 光学式センサSは、判定対象の複数箇所へ複数の光を入射させ、当該複数箇所により反射される複数の反射光に基き複数箇所との間の各距離を測定する。マイクロコンピュータ30では、予め定めた判定対象の複数の基準状態の各々における光学式センサと判定対象の複数箇所の各々との間の各基準距離とこれに対応する光学式センサの測定距離との偏差率がそれぞれ算出される。また、判定対象の基準状態毎にこれに対応する偏差率に基づき判定対象の現状態が複数の基準状態のいずれかに近似するか否かにつきそれぞれ判定される。そして、近似すると判定された複数の基準状態の一つが判定対象の現状態と設定される。
請求項(抜粋):
車両の衝突時に乗員を保護するように作動するエアバッグシステムにおいて、車室内の適所に配設されて判定対象(M、10、20)の複数箇所へ複数の光を入射させる光学式センサであって前記複数箇所により反射される複数の反射光に基づいて前記複数箇所との間の各距離をそれぞれ測定する光学式センサ(S、200)と、予め定めた前記判定対象の複数の基準状態の各々における前記光学式センサと前記判定対象の複数箇所の各々との間の各基準距離とこれに対応する前記光学式センサの測定距離との偏差率をそれぞれ算出する偏差率算出手段(142)と、前記判定対象の基準状態毎にこれに対応する前記偏差率に基づき前記判定対象の現状態が前記複数の基準状態のいずれかに近似するか否かにつきそれぞれ判定する近似判定手段(143乃至149)と、この近似判定手段により近似すると判定された前記複数の基準状態の一つを前記判定対象の現状態と設定する設定手段(149a)とを備えた車両用エアバッグシステムのための判定対象の状態判定装置。
前のページに戻る