特許
J-GLOBAL ID:200903035033306060

画像処理による物体認識方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-344912
公開番号(公開出願番号):特開平11-175735
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 侵入物を自動的に検知し、監視するTVカメラを用いた侵入物検知画像処理システムにおいて、監視のスタート直後、あるいはTVカメラ撮像方向を変えたときの監視動作の再開スタートの時間を短縮する。【解決手段】 本発明は、監視のスタート直後、あるいはTVカメラ撮像方向を変えたときであっても、安定した背景画像が得られるまでの間、入力画像を一定時間間隔で比較し、画素毎に輝度値の差分を求め、その差分値の大きい領域を物体として検出する方法にて移動体の検出を行い監視動作を行い、未検出時間のない侵入物認識画像処理装置を提供するもので、一定時間間隔毎に入力される入力画像毎の差分により物体検出を行うステップと、一定時間間隔で入力された画像から加重平均演算により作成した背景画像と背景画像作成後の入力画像との差分により物体検出を行うステップとを有し、初期背景画像作成期間時は、前記一定時間間隔毎に入力される入力画像毎の差分により物体検出を行うようにしたものである。
請求項(抜粋):
監視領域内を撮像するテレビジョンカメラから得られた画像を記憶し、その記憶した画像の演算処理により、通過車両、侵入物、侵入者等の物体の自動認識を行う物体認識方法に於いて、監視の開始当初は一定時間間隔毎で取込む入力画像間の差分により物体検出動作を行い、所定時間後に、前記入力画像の加重平均演算により背景画像を更新しつつ一定時間間隔で取込む入力画像と前記背景画像との差分により物体検出動作に切り換えることを特徴とする画像処理による物体認識方法。
IPC (3件):
G06T 7/20 ,  H04N 5/225 ,  H04N 7/18
FI (3件):
G06F 15/70 410 ,  H04N 5/225 C ,  H04N 7/18 K

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