特許
J-GLOBAL ID:200903035033559562

レンズ鏡筒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-112843
公開番号(公開出願番号):特開平11-295582
出願日: 1998年04月09日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードとの間の迅速かつ確実な切換えを実現したレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】 後部固定筒5の前端面側には、内接ギヤ環23と第1ウェーブワッシャ25とが配設されている。鏡筒側カプラ27は、後端にカップリング部29が形成され、前端に内接ギヤ環23のギヤ21に噛み合うピニオン31が形成されている。マニュアルフォーカス環61は、外部固定筒7と内部固定筒13とにより、回動かつ所定量前後動自在に支持されている。マニュアルフォーカス環61は、第2ウェーブワッシャ65により前方に付勢され、ローラ駆動環63の後端面とローラ53とは所定の間隙をもって対峙している。マニュアルフォーカス環61は、ディテント機構71の作用により、マニュアルフォーカス位置とオートフォーカス位置とでそれぞれ係止・保持される。
請求項(抜粋):
合焦制御装置が回転駆動装置を介して合焦光学系を駆動制御するオートフォーカスモードと、撮影者が前記合焦光学系を駆動するマニュアルフォーカスモードとが選択可能なレンズ鏡筒であって、連動リングと該連動リングにカム機構を介して連結された合焦光学系保持部材とからなり、該連動リングへの回転入力に応じて該合焦光学系保持部材を固定筒に対し光軸に沿って移動させる合焦光学系移動装置と、前記オートフォーカスモードを選択するオートフォーカス位置と、前記マニュアルフォーカスモードを選択するマニュアルフォーカス位置とに前記固定筒に対して前後移動可能で、かつ、マニュアルフォーカス位置に切換えられた際には、手動による回動操作が可能となるマニュアルフォーカス環と、前記マニュアルフォーカス環がオートフォーカス位置に切り換えられたときには、前記回転駆動装置の回転力を前記連動リングに伝達する一方、前記マニュアルフォーカス環がマニュアルフォーカス位置に切り換えられたときには、該マニュアルフォーカス環の回転力を前記連動リングに伝達するクラッチ装置と、前記マニュアルフォーカス環を前記オートフォーカス位置あるいは前記マニュアルフォーカス位置でそれぞれ保持するディテント機構とを備えたことを特徴とするレンズ鏡筒。

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