特許
J-GLOBAL ID:200903035036321630

炉心性能計算方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-311944
公開番号(公開出願番号):特開2001-133581
出願日: 1999年11月02日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】炉心性能計算に使用する核定数は、燃料集合体ごとに作成されており、隣接する異種燃料集合体によって生じる中性子束の空間分布とエネルギー分布の変化が考慮されていなかった。【解決手段】燃料集合体内の核反応率または核定数補正データベース等を用いることにより少なくとも熱群の核分裂断面積、捕獲断面積、生成断面積を補正する。【効果】隣接燃料集合体によって生じる中性子束の空間分布とエネルギー分布の変化を核定数に取り込むことができるので、3次元炉心核熱水力計算によって求められる実効増倍率、出力分布等の解析精度を向上した炉心性能計算装置を実現できる。
請求項(抜粋):
炉心流量、炉心熱出力、制御棒位置等の原子炉の炉心状態データ及び中性子検出器の測定値を入力するプラントデータ入力装置と、あらかじめ燃料集合体ごとに無限格子体系を用いて減速材密度、燃焼度等の代表点で計算された中性子無限増倍率、巨視的断面積、核種ごとの微視的断面積等の核定数をテーブル化した核定数記憶装置と、前記プラントデータ入力装置から入力したプラントデータと前記核定数記憶装置から入力した核定数を用いて、熱的な特性を評価する熱水力計算、燃料集合体ごとに任意の減速材密度、燃焼度等に対応した核反応断面積を導出する核定数計算、多群拡散方程式に基づく3次元中性子束分布計算、3次元出力分布計算からなり原子炉炉心内3次元出力分布、熱的余裕等を解析する3次元炉心核熱水力特性解析装置と、プラントデータや解析結果を表示する出力装置とから構成される原子炉炉心性能計算装置において、燃料集合体の組み合わせによって、前記核定数計算で算出した核定数のうち、熱群の核分裂断面積、生成断面積、捕獲断面積を補正する方法、及びその方法を有することを特徴とする原子炉炉心性能計算装置。
IPC (2件):
G21C 17/00 GDB ,  G21C 17/00
FI (2件):
G21C 17/00 GDB S ,  G21C 17/00 U
Fターム (10件):
2G075AA03 ,  2G075BA03 ,  2G075CA08 ,  2G075DA02 ,  2G075DA18 ,  2G075FA19 ,  2G075FA20 ,  2G075FB05 ,  2G075FB16 ,  2G075GA21

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