特許
J-GLOBAL ID:200903035037605135

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-073925
公開番号(公開出願番号):特開平8-334169
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 インギヤ制御に際して無効ストローク詰めの完了を正確に検出して、スムーズ且つ迅速なインギヤ制御を行わせる。【構成】 ニュートラルレンジから走行レンジへ切り換えられてインギヤ制御が行われるときに、係合制御手段は、まず無効ストローク詰めのため走行レンジ設定用の摩擦係合要素の係合作動油圧を高圧に設定する油圧指令信号出力し、この後、タービン軸の回転変化率の絶対値が所定変化率以上となり且つエンジンの回転速度とタービン軸の回転速度との差が所定値以上となったときに無効ストローク詰め完了と判断し、高圧油圧指令信号出力を終了して、通常係合用の油圧指令信号出力する制御に移行する。
請求項(抜粋):
エンジンの出力軸に繋がるカップリング手段と、このカップリング手段の出力軸に繋がる変速機構と、この変速機構において少なくとも走行レンジとニュートラルレンジとが設定可能な摩擦係合要素と、この摩擦係合要素の係合作動を制御する係合制御手段とを有してなる自動変速機の変速制御装置において、前記係合制御手段は前記摩擦係合要素の係合作動油圧を油圧指令信号に応じて制御することにより係合作動制御を行い、前記ニュートラルレンジから前記走行レンジへ切り換えられたときに、前記係合制御手段は、前記走行レンジ設定用の摩擦係合要素の係合作動油圧を所定高圧に設定する無効ストローク詰め制御を開始し、前記無効ストローク詰め制御を開始した後、前記カップリング手段出力軸の回転変化率の絶対値が所定変化率以上且つ前記エンジンの回転速度と前記カップリング手段出力軸の回転速度との差が所定値以上のときに無効ストローク詰め完了と判定し、前記無効ストローク詰め制御を終了して、前記係合作動油圧を前記所定高圧より低い油圧に設定することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (7件):
F16H 61/02 ,  F16H 59:08 ,  F16H 59:38 ,  F16H 59:46 ,  F16H 59:48 ,  F16H 63:06 ,  F16H 63:12
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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