特許

J-GLOBAL ID：200903035040076038

鋼材のアーク溶接方法

発明者： 松井 仁志 ,  塩野谷 哲
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 伊東 忠彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-079752
公開番号（公開出願番号）：特開平6-285643
出願日： 1993年04月06日
公開日（公表日）： 1994年10月11日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】気泡発生物質が設けられた鋼板のアーク溶接方法に関し、ブローホールの発生を抑制し機械的強度の向上を図る。【構成】シールドガスとして、アルゴン或いはアルゴンに炭酸ガスを25%以下の割合で混合したガスを用いて気泡発生物質を有する鋼板のアーク溶接を行う鋼板のアーク溶接方法において、電流波形のパターン或いはワイヤ送給速度によって平均実効電流を10〜50Hzの周波数で変動させる。アーク力は溶融池4を押し下げる力として作用するため、アーク力が変動することにより溶融池4は波打ち状態となり、気泡6は溶融池4の流れ及び気泡6の浮力により溶融池表面に達し溶融池4の外部に放出され、溶融池4内にブローホール6が残存することはなくなり、よって溶接部分における機械的強度の向上を図ることができる。

請求項（抜粋）：

シールドガスとして、アルゴン(Ar)或いはアルゴンに炭酸ガスを25%以下の割合で混合したガスを用いて気泡発生物質を有する鋼材のアーク溶接方法において、電流波形のパターン或いはワイヤ送給速度によって、平均実効電流を10〜50Hzの周波数で変動させることを特徴とする鋼材のアーク溶接方法。

IPC (3件)：

B23K 9/23 ,  B23K 9/16 ,  B23K 9/173

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭62-279087
  
• 特開平4-253571
  
• 特開平3-297570
  
• 特開平4-059172