特許
J-GLOBAL ID:200903035041158275

内接噛合遊星歯車構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-228339
公開番号(公開出願番号):特開平5-044788
出願日: 1991年08月13日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 内接噛合遊星歯車構造において、剛性、安定性を高めると共に全長を短くし、且つ部品点数の削減、組立工数の低減を図る。【構成】 出力軸102のフランジ部114、内ピン107、支持リング117を、軸受115a 、115b によって両持ち支持し、この軸受115a 、115b の間に減速機構部を配置する。内ピン107は、軸受115a 、115b の内輪124a 、124b によって軸方向の位置決めがなされる。このため、段付きやねじ切り等の必要がなくなり、形状が単純化できるため、高硬度、高精度の加工を低コストで実現でき、両持ち構造と相俟って高価な内ローラ無しでも所定の品質を確保できる。
請求項(抜粋):
第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介して、この第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備え、且つ、前記自転成分を伝達する手段として、前記外歯歯車に設けた内ピン孔に対して等速度内歯機構を構成し得る内ピンを、その一端を前記第2軸に形成したフランジ部に固着すると共に、外歯歯車を挾んだ他端を円環状の支持リングに固着するようにして組み込んだ内接噛合遊星歯車構造において、前記円環状の支持リング及び第2軸のフランジ部の双方を一対の軸受を介してケーシングに両持ち支持し、且つ、該フランジ部、支持リング、及び内ピンの軸方向の位置決めを、この3者のいずれかの一部をこの一対の軸受のそれぞれの内輪同士又は外輪同士のいずれかで挾むことによって行ったことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造。

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