特許
J-GLOBAL ID:200903035047361811

画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 善雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-183229
公開番号(公開出願番号):特開平7-084401
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 定着性に優れ、しかも転写性、クリーニング性に優れたトナー及び感光体からなる画像形成方法を提供する。【構成】 表面層にフッ素原子を有する物質が存在し、かつXPS測定によるF/Cが0.01〜1.00である電子写真感光体と、示差走査熱量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が10°C以上である低融点ワックス、酸成分を含有するビニル系樹脂及びポリエステル樹脂から水性懸濁重合法により直接的に得られ、かつ樹脂成分のGPCによる分子量分布のピークが5,000〜50,000の範囲にあるトナーを用いる画像形成方法。
請求項(抜粋):
少なくとも導電性基体、電荷発生層、及び電荷輸送層からなる積層構造を有する電子写真感光体を使用して潜像画像を形成し、該潜像画像を現像剤を用いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法において、a)該電子写真感光体として、その表面層にフッ素及び/あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測定によるそれらと炭素原子との比がF/C 0.01〜1.00Si/C 0.03〜1.00であり、b)該現像剤におけるトナーが、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点ワックス及び、酸成分を含有するビニル系樹脂及びポリエステル樹脂から水性懸濁重合法により直接的に得られることを特徴とし、かつ該低融点ワックスの示差走査熱量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が10°C以上でありかつ該トナーを構成する樹脂成分のGPCによる分子量分布のピークの少なくとも一つが5,000〜50,000の範囲にあることを特徴とする画像形成方法。

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