特許
J-GLOBAL ID:200903035050056590

鉄基ボンド磁石とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343904
公開番号(公開出願番号):特開平7-176417
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 安価なFe-B-R系ボンド磁石とその製造方法の提供。【構成】 特定組成の(Fe1-aMa)100-x-y-zMnxByRz あるいは(Fe1-a-bMaCob)100-x-y-zMnxByRz (但しRはPrまたはNdの1種または2種、MはAl、Si、S、Ni、Cu、Zn、Ga、Ag、Pt、Au、Pbの1種または2種以上)を超急冷法にて実質的にアモルファス組織あるいは微細結晶とアモルファスが混在する組織となし、これに特定条件の結晶化熱処理を施すことにより、α-鉄及び鉄を主成分とする強磁性の軟磁性相と、Nd2Fe14B型結晶構造を有する硬磁性相とが同一粉末粒子中に共存し、各構成相の平均結晶粒径が1nm〜50nmの範囲にある微結晶集合体を得ることにより、R2Fe14B相のキュリー温度が上昇し、iHcの温度係数が改善され、iHc≧5.0kOe、Br≧5kG、(BH)max≧5MGOeの磁気特性を有するボンド磁石を得る。
請求項(抜粋):
組成式を(Fe1-aMa)100-x-y-zMnxByRz (但しRはPrまたはNdの1種または2種、MはAl、Si、S、Ni、Cu、Zn、Ga、Ag、Pt、Au、Pbの1種または2種以上)と表し、組成範囲を限定する記号x、y、z、aが下記値を満足し、α-鉄及び鉄を主成分とする強磁性の軟磁性相と、Nd2Fe14B型結晶構造を有する硬磁性相とが同一粉末粒子中に共存し、各構成相の平均結晶粒径が1nm〜50nmの範囲にあり、平均粒径が3μm〜500μmである粉末を樹脂にて結合したことを特徴とする鉄基ボンド磁石。0.01≦x≦7at%10≦y≦30at%3≦z≦6at%0.005≦a≦0.3
IPC (4件):
H01F 1/08 ,  B22F 1/00 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/053
FI (2件):
H01F 1/08 A ,  H01F 1/04 H

前のページに戻る