特許
J-GLOBAL ID:200903035056811714

ダイナミックダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-250779
公開番号(公開出願番号):特開2004-092674
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】弾性支持部材の高ばね部分と低ばね部分のばね比をより広い範囲でチューニングすることが可能なダイナミックダンパを提供する。【解決手段】一対の固定部材1の間に位置し回転軸の外側に距離を隔てて同軸的に配置される筒状の質量部材2の両軸端部に、軸方向内方へ凹んだ凹端面23と該凹端面23よりも軸方向外方に位置する凸端面24を周方向において交互に設ける。質量部材2の各軸端部と各固定部材1とにそれぞれ連結されて質量部材2の両軸端部を剪断方向に弾性支持する一対のリング状の弾性支持部材3は、凸端面24に一端が連結されて剪断方向におけるばね定数が目標とする特定値よりも高く設定された高ばね部分31と、凹端面23に一端が連結されて剪断方向におけるばね定数が前記特定値よりも低く設定された低ばね部分32とが周方向において交互に配置されるように構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
軸方向に距離を隔てて回転軸の外周面に取付けられる一対のリング状の固定部材と、一対の該固定部材の間に位置し前記回転軸の外側に距離を隔てて同軸的に配置される筒状の質量部材と、該質量部材の各軸端部と各前記固定部材とにそれぞれ連結されて前記質量部材の両軸端部を剪断方向に弾性支持する一対のリング状の弾性支持部材とを備えたダイナミックダンパにおいて、 前記質量部材の両軸端部には、軸方向内方へ凹んだ凹端面と該凹端面よりも軸方向外方に位置する凸端面が周方向において交互に設けられ、前記弾性支持部材は、前記凸端面に一端が連結されて剪断方向におけるばね定数が目標とする特定値よりも高く設定された高ばね部分と、前記凹端面に一端が連結されて剪断方向におけるばね定数が前記特定値よりも低く設定された低ばね部分とを有することを特徴とするダイナミックダンパ。
IPC (2件):
F16F15/126 ,  F16F15/124
FI (2件):
F16F15/126 B ,  F16F15/124 Z

前のページに戻る