特許
J-GLOBAL ID:200903035063520776

改善された甘味を有する高甘味度甘味料組成物、矯味剤及びこれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 康昌 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000006628
公開番号(公開出願番号):WO2001-025262
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2001年04月12日
要約:
【要約】高甘味度甘味成分であるN-[N-[3-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)プロピル]-L-α-アスパルチル]-L-フェニルアラニン 1-メチルエステル等のアスパルチルジペプチドエステル誘導体に、アスパルテーム等他の高甘味度甘味成分、或いは糖類、糖アルコール類及びオリゴ糖類に含まれる化合物の少なくとも1種を配合することにより当該誘導体の先味を強め、一方後味を弱めることができ、その結果先味と後味のバランスが改善し、ショ糖の甘味質に近づいた甘味質を有する高甘味度甘味料組成物を提供する。更に、前記アスパルチルジペプチドエステル誘導体を矯味剤として使用することができる。この矯味剤を使用すると、飲食品、医薬品等の組成物の物性、特に液状組成物において粘度等の物性に悪影響を与えず、保存中に褐変等の品質劣化を伴うこともなく、高い苦味の除去効果、或いはその抑制効果を発現、維持することができるので、苦味が改善された良好な呈味質の飲食品、医薬品等を提供することができる。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で示されるアスパルチルジペプチドエステル誘導体(塩の形態にあるものを含む。)と、他の高甘味度甘味料とを含有することを特徴とする当該誘導体の甘味質が改善された高甘味度甘味料組成物。 但し、上記式中、R1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれ相互に独立していて、水素原子、水酸基、メトキシ基及びメチル基の何れかを、R6及びR7はそれぞれぞれ相互に独立していて、水素原子又はメチル基を、それぞれ表す。 R6とR7が異なる置換基を表す場合、これらの置換基が結合する炭素原子の立体配位は(R)、(S)及び(RS)の何れでもよい。
IPC (4件):
C07K 5/075 ,  A23L 1/22 ,  A23L 1/236 ,  A23L 2/52
FI (5件):
C07K 5/075 ,  A23L 1/22 Z ,  A23L 1/236 C ,  A23L 1/236 Z ,  A23L 2/26

前のページに戻る